2012年09月26日　16:00

パナソニック、海外ガイドブックを収録した「旅ナビ」

パナソニックは、ポータブルSDトラベルナビゲーション「旅ナビ」の新モデルとして、家電ルート向け「CN-SG520L」、カー用品ルート向け「CN-SG520D」を発表。10月12日より発売する。なお、「CN-SG520L」と「CN-SG520D」は同一仕様となっている。

5V型ワイド液晶を搭載した、重量約250gのポータブルナビ。業界初となる海外ガイドブックデータを収録したのが特徴。るるぶDATAの海外ガイドブックデータに対応し、ソウル、パリの2都市をプリインストール。そのほかの8都市（台北・ホーチミン・ロンドン・ローマ・バルセロナ・ヴェネツィア・ホノルル・ニューヨーク）は、インターネットや通信販売で購入することが可能だ（1都市1,344円）。ガイドブックには50mスケールの詳細地図も収録しており、通りの名称まで表示される。さらに、地図上の地名は日本語でも記載されているほか、海外でもGPSで自分がいる位置を測位し、地図上に表示することができる。

国内ガイドブックデータとしては、全国47都道府県、「るるぶDATA」約160冊分・約63000件のスポット情報を用意。目的地への進行方向を実写の街並み上に表示する「街並みスコープ」を利用できる。さらに、16GBのmicroSDHCカードには歩行用詳細地図（全国約1000都市 10m縮尺の市街地図）を収録。階段、歩道橋、公園や駅構内を通る、歩行に適したルート設定が可能だ。歩行モード（おでかけウォーク）では、横画面表示に加え縦画面でも表示できる。

また、国内旅行向けの機能として、徒歩に加え、電車の乗り換えも含めて、ユーザーを目的地に案内する「電車でおでかけ」機能を新たに搭載。目的地まで電車を利用して移動する際、出発地と目的地を設定するだけで、徒歩と電車を組み合わせた、最適ルートを案内してくれる。

このほか、付属の車載用専用吸盤スタンドに装着することで、カーナビゲーションとしての利用が可能。AV機能では、録画に対応したワンセグチューナーや、MP3/WMA再生機能を搭載。「ディーガ」や「ビエラ」の“番組持ち出し”機能にも対応する。本体には約200万画素のカメラを内蔵する。

本体サイズは152（幅）×92（高さ）×17～18.5（奥行）mm、重量は約250g。バッテリー駆動時間は、ナビゲーションで約2時間40分（明るさ：センター/案内音量：中のとき）、省電力モード利用時のナビゲーションで約6時間（明るさ：センター/案内音量：中/省電力モード：10秒/自動電源OFF：しない/10分に1回、10秒間操作したとき）。

価格はオープン。

パナソニック