2020年09月02日 12:17

【パナソニック ストラーダ 新型】有機ELをカーナビ初採用、抜きんでた高画質で差を付ける!

パナソニックは9月2日、業界初となる10型ディスプレイに有機ELを採用したフローティング構造の大画面SDカーナビ「ストラーダ/F1X PREMIUM」2機種を10月中旬より発売すると発表した。合わせて一般的な液晶パネルを採用した9型モデル1機種も同時期に発売する。

想定価格はCN-F1X10BLD 21万円/CN-F1X10LD 19万円/CN-F1X9VD 12万円となっている。

◆明暗が混在するシーンを鮮明に再現する有機ELディスプレイ

発売するのは10型有機ELディスプレイを採用したCN-F1X10BLDとCN-F1X10LDの2機種と、9型WVGA液晶ディスプレイを採用したCN-F19VDの計3機種。最上位となるF1X10BLDにはCD以外にブルーレイディスク(BD)が再生できるディスクドライブを内蔵する。いずれもディスプレイ部を浮かせて取り付けるフローティング構造を採用したことにより、業界最多となる430車種以上で2DINサイズの枠を超えた大画面化が可能となる。価格はすべてオープン。

新型ストラーダで最大のポイントとなるのが、上位2機種に10型有機ELディスプレイを採用したことだ。有機ELは自己発光型の素子で、一般的な液晶ディスプレイのようにバックライトを必要としない。そのため、映像の基礎となる“漆黒の黒”を再現することが可能となり、明暗が混在するシーンでもそれぞれを鮮明に映し出すことができる。これにより、ストラーダ史上最高画質の実現につながったという。

有機ELディスプレイの採用は他にもメリットをもたらす。自発光であるが故に、見る角度によって明るさが変化しないのだ。また、ディスプレイ表面には低反射(AGAR)フィルムを採用し、液晶パネルとの隙間をエアレス構造とすることで無駄な反射を低減。明るい車内であっても視認性は飛躍的に高まっているという。また、バックライトが不要となったことでディスプレイの薄型化が可能となり、その厚みは驚きの1.7mmを実現。さらには省エネ化にもつながることになった。

フローティング構造としたディスプレイは、走行中の振動を分析した上に、シャーシ構造を新規開発することで振動に対する耐性を向上させた。それでいて、ディスプレイは上下スライド、前後チルト、奥行き調整(取り付け時のみ)に加え、左右それぞれ15度のスイング機能を搭載している。使い勝手の良さはそのまま引き継がれたと言っていいだろう。

◆ドラレコやリアビューカメラをHD画質で表示。鮮明さは従来比約2.6倍

また、上位2機種はディスプレイのHD化に伴い、ブルーレイや地デジ放送などのエンタメ系映像はもちろん、同時発売されるドライブレコーダー(CA-DR03HTD)やリアビューカメラ(CY-RC500HD)の映像もHDでの高画質で表示できる。その鮮明さは従来比で約2.6倍ともなり、鮮明な映像を有機ELの高精細な大画面で確認できるというわけだ。特にドライブレコーダー・DR03HTDは視角を邪魔しない小型の広視野角2カメラを組み合わせ、今回発表された新型ストラーダ3機種と連携して-後方からのあおり運転に効果を発揮する。

カーナビゲーションとしての機能でも安全・安心運転をサポートする。一時停止や制限速度を知らせる機能を備え、生活道路区域の「ゾーン30」では色分けして音声と共に警告。高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでは逆走も検知して警告も行う。また、全国の市街地を100%カバーした「全国市街地図」を搭載。交通情報システム「VICS WIDE」にも対応し、渋滞を避ける「スイテルート案内」を可能としている。目的地検索では、スマートフォンにインストールした「NaviCon」を活用できるほか、カーナビと対話しながら目的地を設定できる音声認識能にも対応した。

見逃せないのがグランド・信号・パターン設計など回路設計の見直しと、低DCRチョークコイルを新規採用したことで音質の大幅な改善を図ったことだ。DSP/DAC専用アース線構造を追加することでノイズの原因となる信号の回り込みを大幅に低減。高周波のチャンネルセパレーションを改善し、特に高域の音の広がりや音像定位感をアップさせているのだ。F1シリーズはこれまでもハイレゾ音源に対応してきたが、今回の回路見直しでそのクォリティをいっそう高めることにつながったと言えるだろう。

地図データ更新については3機種とも2023年12月15日(予定)までに全更新が1回無料で更新可能。上位2機種は他に2ヶ月に1度の部分更新が無料で行える(地点データは4か月ごとに更新)。

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