2020年11月06日 07:10

【ホンダ オデッセイ 改良新型】威圧感は控えめに、上質さを意識したデザイン

「パッとひと目見ただけで、変わったな、新しくなったな、とわかるデザインにしたかった」と、開発責任者を務めた長 毅氏が語るとおり、マイナーチェンジを受けたホンダ『オデッセイ』はより上質で凛とした、華やかなオーラを纏った印象を受けた。

これまでのオデッセイが美点として受け継いできた、低全高でワイドなフォルム、堂々とした存在感は守りながら、ここまで大きく刷新されているとは、予想を超えていた。それもそのはず、変更点はマイナーチェンジとは思えないほど多岐にわたる。フロントまわりだけでもフード、バンパー、ヘッドライト、フェンダーまでと大がかりだ。

◆兄貴分・エリシオンの上質感を表現

新しいエクステリアデザインのテーマは、「STYLISH PREMIUM」。細くエレガントなメッキバーを何本も重ねることで、上品な押し出し感を手に入れた大型グリルは、ワイド感を強調しつつシャープな印象もプラス。厚みのある力強いフードを採用することで、プレミアム感が全体を包んでいる。

実は、中国で販売されているミニバンの『エリシオン』は、オデッセイより1つ車格が上の兄貴分的な存在なのだが、そのエリシオンの持つ骨格・塊をオデッセイでも出したかったのだと、デザイナーの森岡圭介氏は語る。

そして最も手の込んだ変更が加えられたところが、デザイン全体の印象を左右するキモともいえる、ヘッドランプのデザインだ。大型グリルから左右に伸び、フェンダーにまで鋭くまわり込むようにシャープなフォルム。フルLEDで、デイタイムランニングランプを二段に重ね、美しくも力強い表情を見せる。点灯すると、まるでホンダらしいウイングのようなモチーフが現れるのも印象的だ。

森岡氏によれば、近年のスポーツカーなどはLED化によってどんどんヘッドライトが薄くなっているが、オデッセイはあえて極端な薄さは追い求めず、余剰スペースに凝ったデイタイムランニングランプをデザインすることで、車格や上質感を表現することにこだわったという。

◆リアも大きく変更、シーケンシャルターンシグナルランプを標準装備

リアのデザインもワイド&シャープがキーワードとなっているが、やはり大がかりな変更が加えられている。バンパーやリアコンビランプのみならず、リアガラスやテールゲートまで変更するというのは、マイナーチェンジでは珍しいことだ。

最も目を惹くのは、ソリッドで立体的なデザインとなったリアコンビランプ。強弱をつけたラインの連なりでカタマリ感と奥行き感を演出し、薄型化したターンランプとストップランプを上部に配置。こちらも点灯すると違った表情を見せ、後ろ姿でも個性的な存在感を放っている。

ちなみにターンランプは前後とも、車両の内側から外側に向かって流れるように点灯する、シーケンシャルターンシグナルランプを標準装備し、モダンなイメージと視認性の高さをアップした。

また、全体的に厚みを持たせ、強く見えるような表現をしつつ、メッキ加飾や立体交差するようなバンパーで落ち着きのある大人のミニバンらしいプレミアム感が磨かれていると感じた。

◆強さを表現しつつも上品に

こうした新しいオデッセイのデザインを引き立てるボディカラーは、新色のオブシダンブルー・パールをはじめ、プラチナホワイト・パール、プレミアムスパークルブラック・パールなど5色を設定。赤などの鮮やかな色味はないものの、パールやメタリックで艶のある大人のエレガントさを纏うカラーばかりだ。

「オデッセイが初代から変わらず受け継いでいるものが、ミニバンであっても走りの部分を諦めないことです。近年の大型ミニバンは豪華客船のようになりがちですが、オデッセイはあくまでスポーツクルーザーを目指しています。その上で、今回はデザインによって格上げをしてあげたいという思いを込めました。強さを厚みのあるフードなどで表現していますが、あまり太いメッキなどは使わず、あくまで上品にあしらい、威圧感は控えめにしています」

そう森岡氏が語るように、新しいオデッセイのデザインには、どのカテゴリーにも属さない本物の豊かさと、劇的な変化を遂げる時代にも流されない、芯の通った強さが滲み出ているようだ。初代からずっと、その時代ごとの「家族みんなが使いやすいクルマ」を追い求めてきたオデッセイの新たなステージが、再びここから幕を開ける。

記事提供:レスポンス

掲載に関する免責事項について
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

ホンダ

価格.comで最新価格・クチコミをチェック!

ホンダ(honda)の自動車(本体) ニュース

もっと見る

このほかの自動車(本体) ニュース

もっと見る

自動車・バイクニュースランキング

  1. レクサス GX 次期型予想CG

    人気SUV「プラド」のレクサス版『GX』ついに日本導入か? 2023年登場、次期型を大予想

    自動車(本体)
    2023.01.30 09:15
  2. BYD AUTO 東名横浜

    【BYD ATTO 3】日本発売モデル第1弾、全国20店舗で販売開始…価格は440万円

    自動車(本体)
    2023.01.31 16:38
  3. マツダ2 XDスポルト+ (海外仕様)

    【マツダ2 改良新型】メッシュグリルと6MTは健在…スポルト+[詳細写真]

    自動車(本体)
    2023.01.30 09:45
  4. ホンダ・プロローグ

    ホンダ初のフル電動SUV『プロローグ』、先行販売を2023年内に開始へ…米国

    自動車(本体)
    2023.01.31 15:40
  5. スズキが2030年度までに欧州市場に投入する予定の5車種のEVのシルエット。右上がジムニーのように見える

    スズキが欧州に5車種のEV投入へ、『ジムニー』の可能性も…2030年度までに

    自動車(本体)
    2023.01.30 11:10

総合ニュースランキング

  1. 「ROBOT魂 <SIDE MS> RX-78GP04G ガンダム試作4号機ガーベラ ver. A.N.I.M.E.」

    「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」幻の試作機「RX-78GP04G」が立体化

    フィギュア
    2023.01.29 10:00
  2. 「Xperia 1 IV SO-51C」が最大33,000円オフなど、ドコモオンラインが2/1に割引変更

    スマートフォン
    2023.01.30 16:10
  3. NXTWEAR S

    TCL、130型相当を表示するスマートグラス「NXTWEAR S」を本日1/31発売

    VRゴーグル・VRヘッドセット
    2023.01.31 06:35
  4. 「PlayStation 5(PS5)」

    「PS5」の供給量増加をSIEが明言、「PS Plus プレミアム」無料体験先着キャンペーンも

    ゲーム機本体
    2023.01.31 13:46
  5. 「ROBOT魂 <SIDE MS> AQM/E-X03 ランチャーストライカー & エフェクトパーツセット ver. A.N.I.M.E.」※ROBOT魂フィギュアは別売り

    バンダイ、「ストライクガンダム」の遠距離砲撃戦装備を再現できるパーツセットが登場

    フィギュア
    2023.01.29 13:00

読んでおきたい まとめ記事

自動車

カー用品

バイク

写真で見る

  • 「PLAMAX 真希波・マリ・イラストリアス」(塗装仕上げによる完成見本)、「PLAMAX 真希波・マリ・イラストリアス スカルプターズホワイト」
  • 『インディ・ジョーンズ』「アドベンチャーシリーズ」6インチ・アクションフィギュア インディアナ・ジョーンズ [映画『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』]
  • 「ナノイー搭載エアコン累計出荷台数1,000万台突破記念キャンペーン」
  • 「スマホが見やすい自転車用2wayフロントバッグ BCYBAGCBK」
  • 「U30 Vlog応援キャンペーン」
  • 「Crystal LED」新シリーズ