2020年11月20日 06:03

レーシングマシンの技術を市販車にフィードバック 「ランボルギーニ・ウラカンSTO」発表

伊アウトモビリ・ランボルギーニは2020年11月19日(現地時間)、同社のモータースポーツ部門スクアドラコルセの知見を用いて開発したロードモデル「ウラカンSTO(Super Trofeo Omologata)」を発表した。

カーボン製パーツでボディーを軽量化

今回登場したウラカンSTOは、ランボルギーニが世界展開しているワンメイクレース、スーパートロフェオ用の車両「ウラカン スーパートロフェオEVO」や、デイトナ24時間レースで3度の優勝を飾り、セブリング12時間レースで2度の優勝を果たしたレーシングモデル「ウラカンGT3 EVO」をモチーフに開発。サーキットで培った、スクアドラコルセの技術と経験が凝縮されているという。

リアミドシップされるエンジンは、最高出力640PS/8000rpm、最大トルク565N・m/6500rpmを発生。スーパートロフェオEVOやGT3 EVOと同様に後輪駆動となる。STOの乾燥重量は1339kg、パワーウェイトレシオは2.09kg/PS。0-100km/h加速タイムは3.0秒、0-200km/h加速タイムは9.0秒、最高速度は310km/hに達すると発表されている。

エクステリアは前述のレーシングモデルに触発されたアグレッシブなフォルムが特徴で、モータースポーツ由来の空力性能と軽量化を両立。フロントセクションはバンパーとボンネット、フェンダーを一体化させた「Cofango(コファンゴ)」で構成されている。ランボルギーニでは、Cofano(イタリア語でボンネット)とParafango(同フェンダー)にバンパーを組み合わせたコンポーネントをコファンゴと呼んでおり、古くは1966年に発表された「ミウラ」や2010年のパリモーターショーで公開されたコンセプトカー「セストエレメント」にも用いられている。

ボディーパネルは75%以上がカーボンファイバー製。複雑な構造を一枚のパーツで構成することにより、強度を高めながら軽量化を実現している。ウインドスクリーンはウラカンの軽量ハイパフォーマンスモデル「ペルフォルマンテ」よりも20%軽く仕上げられ、アルミホイールに代えてマグネシウムホイールを採用。車重はペルフォルマンテを43kgも下回っている。

日本での価格は4125万円

足まわりについては、強力な制動力を引き出すためにブレンボ製のCCM-Rブレーキシステムを搭載する。ディスクは従来のCCBに比べ4倍の熱伝導率で、ストレス耐性は60%高く、最大制動力は25%、減速性能は7%向上。日常走行はもちろんサーキット走行時にも最適なパフォーマンスを実現するとアナウンスされている。

標準仕様のウラカンにも備わる「ANIMA」と呼ばれるドライビングモードは、STO専用に新開発された。一般道とカーブの多い道を走行する際に使用する「STO」に加え、ドライのアスファルト上で最高のラップタイムを引き出す「Trofeo」、ウエット路面向けにパフォーマンスを最適化する「Pioggia」の3モードの設定となる。

外装と同様にインテリアも主な部位にはカーボンパーツを採用。ダッシュボードやルーフライナー、シート表皮などはアルカンターラ仕上げとなる。リアバルクヘッドにはアクラポヴィッチの手になるチタン製のロールケージが組み込まれ、フロントトランクはヘルメットが収容できる設計になっている。

インフォテインメントシステムは「ウラカンEVO」に準じたもので、サーキットでの走行をモニタリング、記録する常時接続のテレメトリーシステムも搭載している。

ウラカンSTOの価格は4125万円。デリバリー開始は2021年春以降の予定。

(webCG)

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