2020年11月24日 12:05

日産のコンパクトカー「ノート」がフルモデルチェンジ 電動車としての性能がアップ

日産自動車は2020年11月24日、コンパクトカー「ノート」の新型を発表した。2020年12月以降、順次販売が開始される。

日産を代表する電動化モデルに

前回のフルモデルチェンジ(2012年8月)から8年と3カ月、新型日産ノートがデビューした。3代目となる新型は、先代で好評だった「e-POWER」、すなわちガソリンエンジンがつくり出す電気エネルギーでモーターを駆動して走るハイブリッド車のみとなる。

電動化技術や自動運転化技術の象徴として、2021年に発売されるEV「アリア」とともに、新生日産を代表するクルマと位置づけられる新型ノート。「コンパクトカーなのだからと妥協する必要のない、運転してワクワクするクルマを目指した」という。

アリアとデザインコンセプトを共有する外装は、4灯式のヘッドランプや、そのランプとグリルがひとつになったフロントデザイン、踏ん張り感のあるリアスタイルなどが特徴。量産車としては初めて、日産の新ロゴマークが与えられる。ブラックルーフのツートンカラー仕様(2種類)を含め、計13種類という豊富なカラーラインナップも自慢だ。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4045×1695×1520mm。幅と高さは先代と変わらないものの、全長は55mm短縮されている。2580mmのホイールベースも先代より20mm短い。これにより室内では後席のニールームが狭くなってはいるが、他ブランドのライバル車に対して同等以上の広さを確保しているとアピールされる。

内装は、スイッチ類の少ないすっきりとシンプルなデザインを採用。一方で、2つの大型液晶画面を横並びにしたバイザーレスのディスプレイや、ブリッジ型のセンターコンソールで先進感が演出される。スマートフォンや紙パックを置くのにも適した開閉式カップホルダーや、スマートフォンの非接触充電システムなど、現代的な装備もポイントとなっている。

強みのe-POWERをさらに強化

パワートレインは前述のとおり、1.2リッター直3ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたe-POWERのみとなる。エンジンの最高出力は82PSで、最大トルクは103N・m。6%のパワーアップと10%のトルクアップを果たしたフロントモーター(同116PS、同280N・m)と相まって、よりEVに近い、力強い走りを実現したという。JC08モードの燃費値は、先代の34.0km/リッターを上回る38.2km/リッター。WLTCモードの値は29.5km/リッターと公表される。

新型でも、アクセルペダルの操作だけで加減速から停車までこなせる“ワンペダルドライブ”は可能だが、パーキングスペースなどでの操作性にも配慮し、約5km/hでのクリープ走行もできるようになっている。さらに、エンジンからのノイズを抑え、路面の滑らかな(=車内が静かになる)道ではエンジンを稼働させないよう制御するなど、静粛性の向上にも配慮。先代よりも0.3ポイント小さい4.9mの最小回転半径も強みとされている。

安全性については、「リーフ」や「セレナ」でもおなじみの運転支援システム「プロパイロット」がオプション設定される。最新型のそれにはカーナビとの連携機能が備わっているほか、後側方の衝突防止支援システムや後退時車両検知警報、標識探知機能、ふらつき警報といった機能が含まれる。

新型ノートは、まず2WD(FF)車が以下の価格で2020年12月に発売される。4WD車については、2021年2月に販売が始まる見込み。

ノートF:205万4800円

ノートS:202万9500円

ノートX:218万6800円

(webCG)

◆新型「日産ノート」のフォトギャラリーはこちら

記事提供:webCG
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