2020年12月01日 09:00

【インフィニティ QX55】初代FXのスピリットを表現したデザイン…新型SUVクーペ

インフィニティはミッドサイズSUVクーペの『QX55』を発表。2021年春よりアメリカとカナダにて発売する。

◆クーペの夢を見て

QX55のアイディアがどのように始まったのか。インフィニティ事業本部商品戦略企画部長のエリック・リゴー氏は、「インフィニティはパイオニアとしてSUVの世界で君臨している」と話し始める。

2003年に『FX』が登場し、「初めてブランドとしてSUVクーペを登場させ、試乗に展開させた」とこのFXが全ての始まりと明かす。「2000年前半から今日まで、大きなSUVの市場展開が起きている。従って常に“再発明”が必要で、SUVが顧客に何をもたらすことが出来るのかを明確にしていかなければいけない」と常に次の一手を模索しているようだ。

リゴー氏は、「現在若い世代のお客様がSUVに興味を持っており、SUVの機能に非常に魅力を感じながらも、少し古臭いと感じてもいる」とユーザーの気持ちを代弁。そういうお客様は、「非常に都市型志向で、若く、おそらくまだ独身だろう。子供もいないという方々だ」と定義し、この人達は、「クーペの“夢”を見ている。ただしそのままではちょっと極端だと自分の中では考えており、まだ自分が求めているクルマを入手出来ていない。それこそがQX55の出発点だ」と語る。

リゴー氏はこのアイディアを持ってデザイン本部に向かった。そこで、「我々には技術的資産、革新的なソリューション、例えばVCターボエンジンなどがあるので、それを使って若い世代が求めるクルマ、ユニークな個性のある、SUVとクーペのちょうど真ん中に位置するようなものを作ろうとなった」。しかし、「スタイリングを機能性のために犠牲にしない、間とその逆もない。それが最初のアイディアだ」と説明した。

◆スピリットFX

このアイディアを受け、QX55は「非常にエモーショナルでパーソナルな感じを出そうとした」とは、インフィニティ グローバルデザイン担当シニア・デザイン・ダイレクターの中村泰介氏の弁。具体的には、「ものすごく良いスタンス、SUVとしての力強いスタンスと、垂直に立ったフロントマスクにより、乗っている人のプライドやクルマのプレゼンスを表現している」という。

ボディーラインは、「シンプルで力強い。そこにダイナミックアーチと呼んでいるシンプルでスリークなキャビンが乗っている構成だ」と説明。実は、「最初にSUVクーペというカテゴリーを作り出した初代FXのスピリットを、なるべくこのクルマに入れたいと考え、デザインしている」とのことだ。

フロントグリルは『QX60モノグラフ』と同じ、「折り紙にインスパイアされた、シンプルな紙を折り曲げて作っていく立体の純粋さや、日本のクラフトマンシップをヒントにした形でパターンを作っている」。

リアコンビのパターンも、QX60モノグラフと同様デジタルピアノキーを採用。「これもモーターショーのコンセプトカーでやり続けてきたものをプロダクトに採用したデザインで、このように一番新しいインフィニティの言語を混ぜつつ、“スピリットオブFX”、どうやってFXのスピリットを表現するかにチャレンジした」と語る。

リアは、「重心が低い力強いボディと、ものすごく小さいリアウインドウにより、非常にスポーティである意味アグレッシブなスタンスを表現している」と説明。

このように、「外から見ると非常にスポーティでスリークなキャビンに仕上がっている」が、室内は、「非常に広くてラゲージスペースもこのクラスでトップの容量だ」と中村氏はいう。そのラゲージ部分の工夫としては、「後席をスライド式にすることで、荷物を沢山積みたい時は前にずらし、人を乗せる時はシートを後ろにしてしっかりとニールームやヘッドスペースを確保出来るよう、フレキシブルなインテリアレイアウトになっている」と述べる。

コックピット周りは、「ドライバーセントリックと呼び、赤と黒の強いコントラストのインテリアコーディネーションで仕立てている。その赤と黒のカラーブレイクラインがあたかもドライバーの周りを囲んでいるような雰囲気にしている」と中村氏。またクオリティ面においては、「本木の黒いオープンポアウッドを使っており、黒いレザーの中にオーセンティックなマテリアルの表現を入れつつ、非常にミニマルだがクオリティが高い黒を表現した」と語った。

記事提供:レスポンス

掲載に関する免責事項について
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

日産

価格.comで最新価格・クチコミをチェック!

日産(nissan)の自動車(本体) ニュース

もっと見る

このほかの自動車(本体) ニュース

もっと見る

自動車・バイクニュースランキング

  1. ヤマハ SR400が43年の歴史にいよいよ幕を下ろす

    43年の歴史にいよいよ幕、ヤマハ『SR』が辿った“存続の危機”と“執念”の軌跡とは

    バイク(本体)
    19時間前
  2. ヤマハ SR400 が43年の歴史の幕を閉じる。写真はSR400 Final Edition

    ヤマハ SR400 が生産終了、「ファイナルエディション」正式発表…1000台限定車も

    バイク(本体)
    15時間前
  3. 日産 アルマーダ の2021年モデル

    日産の最上位SUV『アルマーダ』に2021年型、トヨタ ランクル と競合…米国発売

    自動車(本体)
    22時間前
  4. ホンダ HR-V (ヴェゼル に相当)新型

    ホンダ HR-V 新型、2月に欧州発表へ…初のハイブリッド設定

    自動車(本体)
    2021.01.21 07:00
  5. レクサス IS350 F SPORT

    【レクサス IS 改良新型】マイナーチェンジで鍛え上げた走りとデザイン[詳細画像]

    自動車(本体)
    22時間前

総合ニュースランキング

  1. 「遠くからキャッチ! 虫取りマジックハンド CPETP21B」

    嫌な虫を遠くからキャッチしてポイッ、サンコーが「虫取りマジックハンド」発売

    その他健康器具・医療機器
    2021.01.20 12:30
  2. Wrapup

    お札や硬貨を入れられる、ミリタリーテイストのiPhone 12シリーズ用ケース「Wrapup」

    携帯電話アクセサリ
    20時間前
  3. PowerStudio PS-RE03

    AUKEY、レトロデザインの82500mAhポータブル電源「PowerStudio」

    充電池・充電器
    20時間前
  4. INSTINCT Esports Edition

    ガーミン、eスポーツ向けタフネススマートウォッチ「INSTINCT Esports Edition」

    ウェアラブル端末・スマートウォッチ
    18時間前
  5. 加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」シリーズが1/25価格改定

    最大3,000円値下げ、加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」シリーズが1/25価格改定

    電子タバコ・加熱式タバコ
    2021.01.19 11:28

読んでおきたい まとめ記事

自動車

カー用品

バイク

写真で見る

  • Spark2.0
  • スマート加湿器2
  • OMNI デラックスコレクション
  • YTFBT1300H1T
  • 「RE/100 1/100 ビギナ・ギナII(木星決戦仕様)」