2020年12月03日 06:15

ロズベルグ、1914馬力のEVハイパーカーに試乗…リマック『C_Two』

元F1世界チャンピオンのニコ・ロズベルグ氏は11月23日、リマック・アウトモビリ社のEVハイパーカー、リマック『C_Two』(Rimac C_Two)の開発プロトタイプ車をテストした際の映像を公開した。

◆0〜96km/h加速2秒以下で最高速412km/h

リマック・アウトモビリ社は2009年、クロアチアに設立された。リマック・アウトモビリ社の名を広めたのが、2011年に発表されたEVスーパーカーの『コンセプトワン』だ。コンセプトワンは、「世界初のEVスーパーカー」を掲げて登場した。2ドア、2シーターのスポーツカーデザインで、前後アクスルにそれぞれ2個ずつ、合計4個のモーターを搭載し、4輪を駆動する。

リマック・アウトモビリ社は2018年、ポルシェからの出資を受けた。ポルシェがリマック・アウトモビリ社の10%の株式を取得し、その後、出資比率を15.5%に引き上げた。リマック・アウトモビリ社は、高電圧バッテリー技術と電動パワートレインに関するノウハウを持っており、ポルシェは同社の技術を電動化の推進に役立てていく。

リマックC_Twoには、4つの電気モーターを搭載する。4個のモーターは各車輪を駆動し、合計で最大出力1914hp、最大トルク234.5kgmを引き出す。強力なモーターは、0〜96km/h加速2秒以下、0〜300km/h加速11.6秒、最高速412km/hと、世界最高峰の性能を発揮する。

◆1回の充電での航続は最大550km

バッテリーは、蓄電容量が120kWhと大容量のリチウムマンガンニッケルだ。1回の充電での航続は、最大550km(WLTP計測)の性能を備える。充電は出力250kWの急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの80%の容量をおよそ30分で充電可能にしている。

電子制御ダンパーを備えたダブルウィッシュボーンサスペンションを採用し、滑らかで快適な乗り心地を追求している。ブレーキは前後ともに6ピストンのキャリパーで、ブレーキローター径は前後ともに390mmとした。また、アクティブエアロシステムを採用した。前後のディフューザー、リアウィング、アンダーボディインレットなどにより、エアロダイナミクス性能を追求する。

◆モノコックとルーフの重量は200kg以下

リマックC_Twoには、カーボンファイバー製モノコックを採用する。自社設計によるC_Twoのフルカーボンファイバー製モノコックは、自動車メーカーで最大の単一カーボン構造とした。バッテリーやモーターなどの電動パワートレインは、このモノコックと一体設計されている。このモノコックは、ルーフを合わせても重量が200kg以下と軽い。モノコックとカーボンルーフは接合されている。車体の前部と後部は、アルミ製の衝撃吸収構造とした。ボディサイズは全長4750mm、全幅1986mm、全高1208mm、ホイールベース2745mm。車両重量は1950kgとした。

インテリアはハンドメイドだ。つや消しのカーボンファイバートリムパネルが、ブルーレザーとのコントラストを強調する。ダッシュボード中央には、大型のディスプレイモニターを装備する。また、ドライバー正面のメーターもデジタル化されたフルデジタルコックピットになる。助手席前方にも、小型のディスプレイがレイアウトされている。

◆すでにリマックC_Twoを購入することを決めたロズベルグ氏

このリマックC_Twoの開発プロトタイプに、元F1世界チャンピオンのニコ・ロズベルグ氏が試乗した。ロズベルグ氏はF1引退後、グリーンテックフェスティバルを設立した。EVに搭載可能な将来のテクノロジーを開発している企業に、多くの投資を行い、EVの普及を支援する活動に取り組んでいる。

リマックC_Twoは2021年、世界限定150台が生産される予定。なお、ロズベルグ氏は、リマックC_Twoを購入することを決めており、開発プロトタイプによる公道試乗が実現している。

記事提供:レスポンス

掲載に関する免責事項について
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

このほかの自動車(本体) ニュース

もっと見る

自動車・バイクニュースランキング

  1. ヤマハ SR400が43年の歴史にいよいよ幕を下ろす

    43年の歴史にいよいよ幕、ヤマハ『SR』が辿った“存続の危機”と“執念”の軌跡とは

    バイク(本体)
    18時間前
  2. ヤマハ SR400 が43年の歴史の幕を閉じる。写真はSR400 Final Edition

    ヤマハ SR400 が生産終了、「ファイナルエディション」正式発表…1000台限定車も

    バイク(本体)
    14時間前
  3. 日産 アルマーダ の2021年モデル

    日産の最上位SUV『アルマーダ』に2021年型、トヨタ ランクル と競合…米国発売

    自動車(本体)
    21時間前
  4. ホンダ HR-V (ヴェゼル に相当)新型

    ホンダ HR-V 新型、2月に欧州発表へ…初のハイブリッド設定

    自動車(本体)
    23時間前
  5. レクサス IS350 F SPORT

    【レクサス IS 改良新型】マイナーチェンジで鍛え上げた走りとデザイン[詳細画像]

    自動車(本体)
    21時間前

総合ニュースランキング

  1. 「遠くからキャッチ! 虫取りマジックハンド CPETP21B」

    嫌な虫を遠くからキャッチしてポイッ、サンコーが「虫取りマジックハンド」発売

    その他健康器具・医療機器
    2021.01.20 12:30
  2. Wrapup

    お札や硬貨を入れられる、ミリタリーテイストのiPhone 12シリーズ用ケース「Wrapup」

    携帯電話アクセサリ
    19時間前
  3. PowerStudio PS-RE03

    AUKEY、レトロデザインの82500mAhポータブル電源「PowerStudio」

    充電池・充電器
    19時間前
  4. INSTINCT Esports Edition

    ガーミン、eスポーツ向けタフネススマートウォッチ「INSTINCT Esports Edition」

    ウェアラブル端末・スマートウォッチ
    18時間前
  5. 加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」シリーズが1/25価格改定

    最大3,000円値下げ、加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」シリーズが1/25価格改定

    電子タバコ・加熱式タバコ
    2021.01.19 11:28

読んでおきたい まとめ記事

自動車

カー用品

バイク

写真で見る

  • ジープ・グランドチェロキー10thアニバーサリーエディション
  • Maco Go
  • ジャンゴ 125 ABS DX(マットグレー)
  • ソニッケアー プロテクトクリーン〈プラス〉 紫外線除菌器付
  • OMNI デラックスコレクション
  • 「モバイルデュアルディスプレイ AXD116M」(※画像はイメージ。ノートパソコンは別売り)。