メルセデスベンツの次世代電動商用車、4列シートのEVミニバンも設定…2023年から生産
メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は3月30日、次世代の電動商用車向け車台、「エレクトリック・バーサリティ・プラットフォーム」を最初に採用する『eスプリンター』次期型を、2023年後半から生産すると発表した。
eスプリンターは、メルセデスベンツの主力商用バン、『スプリンター』のEVバージョンだ。現行eスプリンターの電動パワートレインは、モーターが最大出力116hp、最大トルク30.6kgmを発生する。最高速は用途に応じて、80km/h、100km/h、120km/hの3仕様が設定される。
バッテリーは蓄電容量が41kWhまたは55kWh。55kWh仕様の場合、900kgの荷物を積んだ状態で、1回の充電で最大150kmを走行できる。急速充電に対応しており、およそ30分でバッテリー容量の8割を充電できる。
メルセデスベンツは、このeスプリンターの次期型に、次世代の電動商用車向け車台、エレクトリック・バーサリティ・プラットフォームを初採用する予定だ。エレクトリック・バーサリティ・プラットフォームは、大型バンセグメント向けに新開発されたEVプラットフォームとなる。
次期eスプリンターは、柔軟性の高い新開発プラットフォームによって、3種類のバッテリーと複数のボディの組み合わせが可能になる。次期eスプリンターは、パネルバンやミニバンからトラックまで、ほぼすべてのビジネスシーンに適合する予定だ。この中には、4列シートのEVミニバンも含まれている。
メルセデスベンツは、この次世代の電動商用車向け車台のエレクトリック・バーサリティ・プラットフォームを最初に採用するeスプリンター次期型を、2023年後半から生産する。生産を行うのは、米国サウスカロライナ州ノースチャールストン、ドイツ・デュッセルドルフとルートヴィッヒスフェルデの3工場だ。メルセデスベンツは、電動化シフトの一環として、3工場にそれぞれ約5000万ユーロを投資する。
なお、eスプリンター次期型が、米国とカナダを中心とした新しい市場の開拓を目指すという。メルセデスベンツは、eスプリンター次期型によって「Lead in Electric Drive」計画を推進し、電動化計画の次の段階に取り組む、としている。
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