アウディ ニュース

2021年07月15日 06:06

【アウディ Q5 改良新型】SUVクーペ「スポーツバック」を日本市場導入、価格は729万円より

アウディジャパンは、ミッドサイズSUV『Q5』に、クーペのようなスタイリングを特徴とする「Q5スポーツバック」(Audi Q5 Sportback)と「SQ5スポーツバック」(Audi SQ5 Sportback)を追加し、8月17日より発売する。

Q5スポーツバックは、クーペスタイルのスポーティなキャラクターと高い実用性を兼ね備えたモデル。『A5スポーツバック』や『A7スポーツバック』で定評ある流麗なルーフデザインをSUVモデルにも展開したもので、『e-tronスポーツバック』や『Q3スポーツバック』に続き、SUVでは3番目のスポーツバックモデルとなる。

グレード構成はQ5改良新型同様、「アドバンスド」「Sライン」の2種類。価格はアドバンスドが729万円、Sラインが787万円、限定車の1stエディションが837万円。高性能バージョンのSQ5スポーツバックが967万円。エクステリアカラーはSQ5およびSライン専用色として、クワンタムグレー、ウルトラブルーメタリック、ディストリクトグリーンメタリック、デイトナグレーパールエフェクトの4色を設定する。

◆スタイリッシュなクーペデザイン

エクステリアはQ5のデザインコンセプトを踏襲しながらも、シングルフレームグリルやルーフ、前後バンパーなどを専用デザインとすることでスポーツバックならではのスタイリングを際立たせている。

アドバンスドは『Q8』が採用しているグリッド形状のグリルにマットアルミルックの力強い垂直ラインを採用。さらにオプションとして、マトリクスLEDヘッドライトや19インチアルミホイールなどを含むプラスパッケージを用意する。Sラインではスポーツバック専用のアルミニウムルックインサート付ハニカムメッシュグリルとなり、マトリクスLEDヘッドライトを標準装備。前後のLEDライトはダイナミックインディケーターを内蔵する。また両グレードともにQ5に備わるルーフレールを省き、よりスポーティさを強調している。

ボディサイズはQ5と比べて、全長+15mm、全高−5mm、全幅は同サイズ。クーペスタイリングにも拘わらず、リヤ席の居住空間の減少はほぼない。またラゲッジスペースもQ5の520リットル/1520リットル(リヤシートを畳んだ場合)に対して510リットル/1480リットルと、ほぼ同等の容量を確保している。

◆最新インフォテインメントシステム MIB3 で操作性向上

インテリアではQ5改良新型と同様に最新のインフォテインメントシステム「MIB3」を採用。10.1インチにサイズアップしたセンタースクリーンはタッチパネル式となり操作性の向上を図るとともに、よりシンプルでクリーンなコックピットデザインを実現している。ネットワーク接続は、物理的なSIMカードではなく、eSIMを用いて行う。

シート素材はアドバンスドはスタンダード仕様、Sラインはマイクロファイバースエードのダイナミカとレザーのコンビネーションとなる。さらにアドバンスドには、ドアアームレストやセンターコンソールにアーティフィシャルレザーを用い、リヤシートヒーターなどを採用したラグジュアリーパッケージを設定している。

◆12Vマイルドハイブリッド採用の2リットル直噴ターボディーゼル搭載

パワートレインは、最高出力204ps/最大トルク400Nmを発生する2リットル直列4気筒直噴ターボディーゼルエンジン(TDI)にベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を採用。効率を高めたAWDクラッチ付クワトロ四輪駆動システムと、7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせる。システムが4WD走行を不要と判断したときには、AWDクラッチによりプロペラシャフトと、リヤデファレンシャル内のデカップリングクラッチによりリヤドライブシャフトをそれぞれ切り離すことで、前輪のみを駆動。またBASにより、コースティング(惰力走行)時にはエンジンを完全停止するなど、燃料消費量を抑制しながら快適なドライビングを実現する。

新テクノロジーとしては、後続車へのアラート機能をもつマトリクスOLEDリヤライトを「Q5スポーツバック 40 TDI 1stエディション」と「SQ5スポーツバック」に標準装備。停車中に後続車が2メートル以内に近づくと超音波センサーが探知し、リヤOLEDライトがすべてのセグメントを点灯させて、後続車のドライバーに注意を促す。

◆SQ5スポーツバックは最高出力354psの3リットルV6ターボ

高性能バージョンのSQ5スポーツバックは、アルミニウムルックインサートを施したSモデル専用のハニカムメッシュシングルフレームグリルを採用。シート素材はダイナミカ/レザーのコンビネーションを標準装備とし、オプションのレザーパッケージを選択すると、ダイヤモンドステッチ付きのレザーとなる。また左ハンドル仕様も選択が可能となった。

パワートレインは、最高出力354ps/最大トルク500Nmを発揮する3リットルV6ターボエンジン(TFSI)と8速ティプトロニックの組み合わせ。機械式センターディファレンシャルを搭載するクワトロ四輪駆動システムと、ダンピングコントロール機能付きSスポーツサスペンションにより、ダイナミックなハンドリング性能と上質な乗り心地を両立する。足元には5ツインスポークデザインの20インチアルミホイールを標準装着。オプションで21インチホイールも選択できる。

◆導入記念限定車 1stエディション、マトリクスOLEDリヤライトを特別装備

限定車「1stエディション」は、Q5スポーツバックの導入記念モデル。「40 TDI クワトロ Sライン」をベースとし、通常Q5スポーツバックにはオプション設定のないマトリクスOLEDリヤライトを特別装備する。さらにコントラストペイントやコントラストカラーの20インチホイール、ダンピングコントロール付きサスペンション、ファインナッパレザーなどを採用。コミュニケーションカラーのウルトラブルーメタリックが130台、グレイシアホワイトメタリックが100台、計230台の限定となる。

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