2021年11月25日 06:07

アウディ最強SUVとワゴン、さらに740馬力まで強化

アプト・スポーツライン(ABT Sportsline)は2022年1月、アウディ『RS Q8』のカスタマイズモデルのABT『RS Q8-S』と、アウディ『RS 6アバント』のカスタマイズモデルのABT『RS 6-S』を欧州市場で発売する。

アプト・スポーツラインは、ドイツに本拠を置き、アウディとフォルクスワーゲンのトップチューナーとして知られる存在だ。アウディと協力し、2021年シーズンまで「フォーミュラE」に参戦していた。

◆最大トルクは93.8kgmに向上

両ベース車両には、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンを搭載する。最大出力600hp、最大トルク81.6kgmを引き出す。最大トルクはRS Q8が2200〜4500rpm、RS 6アバントが2050〜4500rpmで発生し続ける特性だ。

トランスミッションは8速「ティプトロニック」、駆動方式は4WDの「クワトロ」で、RS専用チューンが施された。動力性能は、RS Q8が0〜100km/h加速3.8秒、0〜200km/h加速13.7秒、最高速250km/h(リミッター作動)。最高速は「RSセラミックブレーキ」を含む「ダイナミックパッケージ」装着車では、305km/hに引き上げられる。

一方、RS 6アバントの動力性能は0〜100km/h加速3.6秒、0〜200km/h加速12秒、最高速250km/h(リミッター作動)。オプションのダイナミックパッケージを選択すると最高速は280km/hに、「ダイナミックパッケージプラス」を選択すると305km/hに引き上げることができる。

アプト・スポーツラインは、このエンジンにABTエンジンコントロールユニットを装着する。特別に設計されたインタークーラーと連動して、最大のパワーと耐久性を発揮するという。最大出力は700hp、最大トルクは89.7kgm。さらなる高性能を望む顧客には、最大出力を740hp、最大トルクを93.8kgmに強化できる。ベース車両の最大出力600hp、最大トルク81.6kgmに対して、パワーは140hp、トルクは12.2kgm引き上げられた。

◆0-100km/h加速3.4秒で最高速は315km/h

強化されたエンジンにより、ABT RS Q8-Sの場合、 0〜100km/h加速は、3.8秒から3.4秒に、0.4秒短縮。オプションで最高速は315m/hに引き上られる。ベース車両のRS Q8の305km/hに対して、10km/hの上乗せとなる。

ABT RS Q8-Sの足回りは、横方向のダイナミクスを向上させるために、エアサスペンションを「ABTレベルコントロール(ALC)」でスポーティな味つけに変更した。車高はコンフォートモードでは、25mm低くなる。ダイナミックモードでは15mm低められる。

一方、ABT RS 6-Sには、高さ調節が可能なサスペンションスプリングを組み込んでおり、車高はフロントが最大25 mm、リアが最大30mm低くなる。フロントとリアには、スタビライザーが組み込まれた。

◆専用のカーボンファイバー製エアロパーツ

内外装には、アプト・スポーツラインらしいカスタマイズを施した。ABT RS Q8-Sの専用エアロパーツは、カーボンファイバー製だ。フロントスカート、フロントリップスポイラー、ドアミラーカバー、リアスカート、リアスポイラーを組み合わせており、ボルトオンで装着できる。ホイールは23インチの「GR」を履く。

ABT RS 6-S には、専用のカーボン製フロントリップスポイラー、リアスカート、サイドスカート、リアのサイドブレードを採用した。ステンレス製のABTエキゾーストシステムも装着されており、リアには4つのカーボン製エンドパイプが付く。

足元には、重量が最適化された22インチホイールを装着した。軽量ホイールは、フローフォーミングプロセスによって製造され、ABTコイルオーバーサスペンションスプリングとスポーツアンチロールバーなどで構成されるABTサスペンションプログラムと組み合わせることにより、走行性能を追求している。

インテリアには、カーボンファイバー製ダッシュボードとシートフレームカバーを用意した。ABT RS 6-Sには、同じ素材で仕上げたパドルシフトが装着できる。

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