2021年11月29日 06:06

ポールスターの新型4ドアクーペEV『ポールスター5』、2024年発売へ

ボルボカーズ傘下のポールスターは11月23日、現在開発を進めている新型EVの車名を『ポールスター5』(Polestar5)と発表した。2024年に発売される予定だ。

◆ポールスター5は高性能な4ドアGTクーペEVに

ポールスターの市販車第1弾は、高性能プラグインハイブリッド(PHV)クーペの『ポールスター1』だった。第2弾の『ポールスター2』は、ポールスター初のピュアEVで、テスラ『モデル3』などと競合するミッドサイズEVスポーツセダンだ。

ポールスターは2024年までに、新型電動3車種を投入する計画だ。3車種のうちの1台が、『ポールスター3』で、ブランド初の電動SUVとして開発が進められている。ボルボカーズから供給される車台は、完全な電動化のためにゼロから設計された新世代のEVアーキテクチャになる。ポールスター3では、エアロダイナミクス性能が追求されるという。

2024年までに発売する新型電動3車種のうちのさらなる1台が、コンセプトカーの『プリセプト』の市販バージョンだ。同車が、ポールスター5として、2024年に発売されることが決定した。ポールスター5は、EVの高性能4ドアGTクーペとなる。今回公表された写真が、最終的なデザインの方向性をプレビューしているという。

◆コンセプトカーの「プリセプト」の市販バージョンに位置付け

プリセプトは、次世代の4ドアEVグランドツアラーを提案したデザインスタディだ。車名の「Precept」は、先駆ける、を意味する「Pre」に、コンセプトを合わせた造語となる。ポールスターが将来のビジョンを示すコンセプトカーが、プリセプトだった。

プリセプトでは、フロントフェンダーを上下に2分割し、上側のフェンダーをボンネットと一体設計とした。これにより、エアロダイナミクス性能が向上し、車両の航続が延びるという。リアでは、ワイドなライトブレードが車両の幅全体に広がっている。

前輪後方のエアダクトは、ホイールハウスからの空気の排出を促進し、車両側面の空気の流れを最適化する。後輪の前後にあるエアダクトは、ブレーキの冷却とホイールハウスの減圧に貢献している。22インチのホイールも、エアロダイナミクスを追求したデザインだ。CピラーのLEDサイドマーカーには、充電状態を表示する。

◆大容量のバッテリーパックを搭載

フロントグリルは、ポールスターの「SmartZone」に置き換えられた。エンジン冷却用の空気を導入する必要のないEVのため、フロントグリルには、安全センサーなど先進運転支援システム(ADAS)用のテクノロジーが組み込まれる。

フロントグリル部分の透明なパネルの向こう側には、長距離と中距離の2つのレーダーセンサーと高解像度の広角カメラを装備した。ガラスルーフの上には、自動運転用のLiDARセンサーが取り付けられた。最新のLEDヘッドライトは、さらにダイナミックなデザインに進化している。

大容量のバッテリーパックは、3100mmのホイールベース間にレイアウトした。長いホイールベースは、低いルーフにもかかわらず、大容量バッテリーの搭載とインテリアスペースの拡大を可能にした。この4ドアのグランドツアラーは、後席の足元と頭上の空間を確保しながら、低く洗練されたシルエットを追求している。

◆グーグルとAndroid搭載インフォテイメントを共同開発

ポールスターのプリセプトでは、縦向きの大型15インチタッチスクリーンが、12.5インチのドライバーディスプレイと照明付きのブレードでつながり、デジタルコックピットを構築する。ポールスターのエンブレムが、後席のヘッドレストの間のスウェーデン製クリスタルの中に、ホログラフィックで浮かんで見えるようにした。

また、アイトラッキングにより、車両がドライバーの視線をモニターする。それに応じて、画面のさまざまなコンテンツを調整できる。さらに近接センサーが、運転中のセンターディスプレイの使いやすさを向上させる。この15インチの大型デジタルインターフェイスは、ドライバーを認識し、デジタルキーによって設定や個人コンテンツの認証を行う。駐車中や充電中には、ビデオストリーミングサービスが利用できる。

グーグルの「Android」を搭載した次世代のHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)は、ポールスターとグーグルとの緊密なコラボレーションから生まれた。ボルボカーズはグーグルと提携し、アンドロイドを搭載したインフォテイメントシステムに、「グーグル・アシスタント(Google Assistant)」、「グーグル・マップ(Google Maps)」、「グーグル・プレイ・ストア(Google Play Store)」を組み込んでいる。ボルボカーズとグーグルは、過去数年にわたり、共同開発を進めてきた。

この新しいシステムによって、グーグルのオープンソースのアンドロイドプラットフォーム、「アンドロイド・オートモーティブOS(Android Automotive OS)」を車載化し、グーグル・マップやグーグル・アシスタント、自動車用アプリなどのサービスを、リアルタイムで更新できるようになる、としている。

記事提供:レスポンス

掲載に関する免責事項について
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

ボルボ

ボルボ(volvo)の自動車(本体) ニュース

もっと見る

このほかの自動車(本体) ニュース

もっと見る

自動車・バイクニュースランキング

  1. キャビン本体は99万円から、軽トラの荷台内に収まる災害避難対応ワンルームカー新仕様

    その他車載機器
    2022.01.17 11:30
  2. 39Bロータリー? 6ローターユーノスコスモ(東京オートサロン2022)

    なぜ作ろうと思った? 6ローターのユーノス コスモ…東京オートサロン2022

    自動車(本体)
    2022.01.19 06:55
  3. Team TOYO TIRES DRIFT トークショー / 東京オートサロン2022

    実はドリフト芸人?! トークも走りも冴える、Team TOYO TIRES DRIFTのトークショー…東京オートサロン2022

    タイヤ
    2022.01.18 13:28
  4. トヨタ ノア 新型

    【トヨタ ノア/ヴォクシー 新型】もはや走る忍者屋敷?“からくり”知恵の数々

    自動車(本体)
    2022.01.17 12:46
  5. メルセデス・ベンツ C220d 4マチック オールテレイン

    【メルセデスベンツ Cクラス 新型】クロスオーバーモデル「オールテレイン」発売、価格は796万円

    自動車(本体)
    2022.01.19 06:45

総合ニュースランキング

  1. キャビン本体は99万円から、軽トラの荷台内に収まる災害避難対応ワンルームカー新仕様

    その他車載機器
    2022.01.17 11:30
  2. 「新春到来セール」

    スクエニのSwitch/PS4/PS5向け「新春到来セール」、本日1月19日まで開催

    Nintendo Switch ソフト
    2022.01.19 06:55
  3. 「12リアルフィギュア コレクション No.16 “グラビアガール Vol.3”」

    寝そべりショットのグラビアガールが1/12リアルフィギュアに、ハセガワが最新画像公開

    模型
    2022.01.19 11:30
  4. 「Android EL01 1/4 塗装済み完成品」

    人肌の質感やリアルさを表現、「Android EL01 1/4 塗装済み完成品」が88,000円で発売

    フィギュア
    2022.01.17 18:04
  5. 「CAPCOM HOLIDAY SALE -JANUARY-」

    カプコン、PS5/PS4/Switch/3DSセールを本日1月19日23時59分まで開催

    プレイステーション4(PS4) ソフト
    2022.01.19 06:50

読んでおきたい まとめ記事

自動車

カー用品

バイク

写真で見る

  • ※画像は「OBERON9 DW」のイメージ
  • F4U-1D コルセア
  • 日野デュトロ Z EV
  • 「AQUOS wish」
  • ホンダ eとホンダ パワーマネージャー