2022年01月21日 13:21

『CX-50』が日本になくても嘆く必要なし? 「CX-5フィールドジャーニー」との共通点とは

マツダはマイナーチェンジした新型『CX-5』を昨年12月上旬に発売した。アメリカでは22年モデルとして、1月から新しいCX-5の販売が始まっている。一方、それに先立つ11月、アメリカで『CX-50』をオンライン発表。こちらはアメリカで生産する北米向けの新型SUVで日本で販売される可能性はほぼゼロだが、そのことを嘆く必要はない…のかもしれない。

新型CX-5とCX-50の共通点

「洗練」をキーワードに17年に2代目にモデルチェンジしたCX-5は、新しい時代のファミリーカーとしてその立場を確立。さらに商品改良で「熟成」を重ねてきたが、今回のマイナーチェンジでは基本性能をさらに磨きつつ、需要層の幅を広げる進化を遂げた。

その「幅」を象徴するのが「フィールドジャーニー」、「スポーツアピアランス」、「エクスクルーシブモード」という3つの個性際立つ特別仕様車だが、なかでも注目すべきはアウトドア指向の「フィールドジャーニー」だろう。ファミリーカーになったCX-5が、改めてSUV本来の魅力を問い直す存在が「フィールドジャーニー」だ。

新型CX-5には新たに「Mi-Drive(ミードライブ)」と呼ぶドライブモードが設定されているが、そこに「オフロード」のモードを持つのは「フィールドジャーニー」だけ。状況に応じてセンターデフの締結力を強めるなど、悪路走破性を高めてくれる。そう言えば北米のCX-50も、少なくともオンライン発表会で披露されたグレードはMi-Drive(北米ではエムアイドライブと呼ぶ)を備え、その性能を動画でアピールしていた。

もうひとつの共通点は「ジルコンサンド」という新色のボディカラーである。いわゆるアースカラーのベージュ〜カーキ系で、マツダでは珍しくオフロードの匂いが強く漂う色だ。新型CX-5では全グレードでこれを選べるが、なかでも「フィールドジャーニー」のイメージカラーとして扱われている。そしてオンライン発表されたCX-50も、このボディカラーを纏っていた。

アメリカにはフィールドジャーニーがない

なんだかフィールドジャーニーとCX-50は同じ方向を向いているような? 新型CX-5の椿 貴紀チーフデザイナーに問いかけると、「そうですね」と即答、そして次のように打ち明けてくれた。

「CX-5のフィールドジャーニーは北米では販売しません。北米のCX-5は従来と同様に洗練された都会派のSUVとしての役割を担い、日本などCX-50を投入しない市場ではフィールドジャーニーでアウトドアを訴求していく。逆にいうと、北米のCX-50はアウトドアに特化したクルマ。マツダのなかでもちょっと特異な存在になると思います」

開発全体をとりまとめた商品本部の松岡英樹主査も、「アメリカではアウトドア指向の広がりが大きいので、そこに専用車(CX-50)を出す。だからアメリカのCX-5にはフィールドジャーニーがないんです」。

なにしろCX-50は全幅が2mに迫る。日本では持て余しそうなサイズだ。しかし日本の新型CX-5には、同じアウトドア感覚を適正サイズに詰め込んだフィールドジャーニーがある。となれば日本でCX-50を買えないことを嘆くには及ばないだろう。ジルコンサンドはCX-50でもイメージカラーだけど、内装のライムグリーンの差し色はフィールドジャーニーだけの個性だしね。

記事提供:レスポンス

掲載に関する免責事項について
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

マツダ

価格.comで最新価格・クチコミをチェック!

マツダ(mazda)の自動車(本体) ニュース

もっと見る

このほかの自動車(本体) ニュース

もっと見る

自動車・バイクニュースランキング

  1. 車内を“うるさい”と感じるドライバーが増えているのはなぜ?「カーオーディオにまつわる“なぜ?”を解明!」Part5「車内静音」編 その1

    車内を“うるさい”と感じるドライバーが増えている

    カーオーディオ
    2022.05.24 06:26
  2. 三菱 eKクロスEV(右)とeKクロス(左)

    【三菱 eKクロスEV】「ターゲットは地方のセカンドカー市場」なぜベース車が『eKクロス』だったのか

    自動車(本体)
    2022.05.24 06:52
  3. スバル・レガシィ 改良新型の「スポーツ」

    スバル レガシィ が新フェイスに、「スポーツ」も設定…今秋米国発売

    自動車(本体)
    22時間前
  4. 日産 ジューク・ハイブリッド・ラリー・トリビュート

    日産 ジューク ハイブリッド、ラリー車に変身…栄光の ダットサン 240Z に敬意

    自動車(本体)
    2022.05.24 06:53
  5. フォルクスワーゲン ID.Buzz

    VW『ID.Buzz』、6万4581ユーロから…予約受注を欧州で開始

    自動車(本体)
    2022.05.23 14:30

総合ニュースランキング

  1. 「Anker 757 Portable Power Station(PowerHouse 1229Wh)」

    Anker、最大1500W出力対応の384000mAhポータブル電源を本日5/24から一般発売

    ポータブル電源
    2022.05.24 07:00
  2. 「400-CAM099」

    配線不要で設置できる、人感センサー付き小型防犯カメラ「400-CAM099」6,980円

    ネットワークカメラ・防犯カメラ
    23時間前
  3. EOS R7

    キヤノン、3250万画素のAPS-Cミラーレス最上位「EOS R7」

    デジタル一眼カメラ
    21時間前
  4. 「CW003G」

    マキタ「充電式保冷温庫」に容量7Lモデル、別売り40Vmaxバッテリーに対応

    冷蔵庫・冷凍庫
    2022.05.23 11:47
  5. EOS R10(レンズ装着イメージ)

    キヤノン、RFマウントの小型・軽量APS-Cミラーレスカメラ「EOS R10」

    デジタル一眼カメラ
    22時間前

読んでおきたい まとめ記事

自動車

カー用品

バイク

写真で見る

  • SA-CFE1(B)
  • AQC-HF501
  • 「ドラゴンボールマンチョコ超」
  • 「400-CAM099」
  • Galaxy A53 5G SC-53C