2022年05月12日 06:15

新型「ランドローバー・レンジローバー スポーツ」登場 最高出力510PSのPHEVもラインナップ

ジャガー・ランドローバーは2022年5月10日(現地時間)、英ゲイドンの同社アドバンストクリエイションセンターにおいて、新型「ランドローバー・レンジローバー スポーツ」を世界初公開した。

2024年にはピュアEVも追加予定

今回発表された新型は、レンジローバー スポーツの3代目にあたるモデル。2021年10月にデビューした5代目「レンジローバー」に続き、ランドローバーの新しいアーキテクチャー「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」が採用されている。MLA-Flexは、エンジン車やプラグインハイブリッド車(PHEV)に加え、100%電気駆動の電気自動車(EV)にも対応する柔軟性の高さが特徴だ。

それを示すように、新型レンジローバー スポーツには3リッター直6ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたPHEVや、48Vマイルドハイブリッドテクノロジーを採用した3リッター直6ディーゼルおよびガソリンエンジン車、4.4リッターV8ツインスクロールターボエンジン車と、多彩なパワーユニットがラインアップされる。2024年にはピュアEVも追加する予定だ。最高出力はPHEVが510PS、48Vマイルドハイブリッドのディーゼルが300PS、同ガソリンが400PS、V8モデルが530PSとなる。

エクステリアデザインについては、「筋肉質なスタンスと張りのあるサーフェイス、パワフルで俊敏というDNAを、余計なものを削(そ)ぎ落とすデザインアプローチでさらに昇華させた」と紹介されている。フラッシュサーフェス化を推進した、段差の小さなボディーやグリーンハウスのデザインが目を引くボディーのサイズは、「ダイナミックS」グレードで全長×全幅×全高=4946×2209(ドアミラー含む)×1820mm、ホイールベースは2997mmと発表されている。

インテリアは、ランドローバーの伝統であるコマンドドライビングポジションを踏襲しながら、新たな解釈を付加。利便性の高い最新のデジタル機能やドライバー支援システム、最高級の素材を組み合わせることで、乗るたびに楽しくなるドライビングエクスペリエンスを提供するという。

センターコンソールには、ハプティックフィードバック(触感)機能付きの13.1インチフローティング式タッチスクリーンを配置。「Amazon Alexa」に対応する「Pivi Pro」インフォテインメントシステムや、ヘッドレスト内蔵を含むスピーカーが29個配置された「MERIDIANシグネチャーサウンドシステム」オーディオ、走行騒音を低減する「アクティブノイズキャンセレーション」、イオン化テクノロジーを用いたクライメートシステム「空気清浄システムプロ」、30色から選択できる「プレミアムキャビンライティング」といった快適装備の充実も自慢だ。

悪路走行用のACCも初搭載

新型レンジローバー スポーツは、ランドローバー史上最もダイナミックなラグジュアリーパフォーマンスSUVと紹介されている。最新のインテリジェントオールホイールドライブ(iAWD)を採用し、ランドローバーが誇るオールテレイン機能と最新テクノロジーを統合。オン/オフロードを問わず、ダイナミックな走行性能が確保されている。

同車で初採用となる悪路走行用のACC「アダプティブオフロードクルーズコントロール」は、路面の状態に応じて安定走行を維持することで、難易度の高いトリッキーな地形でも走破できるようサポート。4種類の走行モードが設定されており、各モードにおいてシステムが自動的に速度を調整するため、ドライバーは操縦に集中することができるという。

レンジローバー譲りとなるシャシー関連の機能・装備を包括的に制御する「インテグレーテッドシャシーコントロールシステム」や、4輪操舵機構「オールホイールステアリング(AWS)」などを搭載。スイッチャブルボリュームエアスプリングを搭載したダイナミックエアサスペンションとツインバルブアクティブダンパー、48V駆動の電子制御によるロールコントロール機能も採用している。

さらに、AWSやダイナミックレスポンスプロ、トルクベクタリングバイブレーキング付き電子制御アクティブディファレンシャル、コンフィギュアラブルプログラムを盛り込んだ“究極のシャシー技術の組み合わせ”と称する「ストーマーハンドリングパック」も用意される。

グローバルでの発表時における日本での参考価格は1068万円〜。受注開始日やラインナップ、価格などは、後日正式発表される。

(webCG)

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