2023年02月10日　13:47

スズキ『ジムニー』5ドアは日本でも大成功、7割以上が予想

スズキのコンパクトSUV、『ジムニー』5ドア仕様がインドで正式発表された。日本市場での展開について、スズキからはアナウンスされていない。自動車ニースサイト『レスポンス』が読者対象に実施したアンケートの結果では、日本での成功が予想されている。

なお車名について、日本では軽自動車規格が「ジムニー」、登録車規格が「ジムニーシエラ」と名称が分かれており、インドで発表されたジムニー5ドアは、日本ではジムニーシエラ5ドアとなる。

まず「ジムニーシエラ5ドアを日本導入すべきか」という問いには、95.0％が「すべき」と答え、73.1％が「大成功」と予想している。

●すべき。大成功間違いないよ。…73.1％

●すべき。市場での成功は限定的だけど。…21.9％

●すべきではない。でも私は欲しい。…2.2％

●すべきではない。無理、誰も欲しがらないよ。…2.7％

ジムニーシエラ5ドアの競合車種を尋ねたところ、1位がジムニーシエラ3ドア、2位が『エスクード』となった。4車種は選択肢として設定してあったので回答が多かったとも考えられ、自由解答にしたら傾向が変わったかもしれない。

●ジムニーシエラ3ドア…44.0％

●エスクード…16.3％

●クロスビー…8.2％

●ジムニー3ドア…7.9％

●その他のスズキ車…0.3％

●スズキ車以外…22.6％

スズキ車以外での最多はダイハツ『ロッキー』/トヨタ『ライズ』/スバル『レックス』で合算して2.7％だった。その他は1％未満の数字になるが、トヨタ『RAV4』、トヨタ『ランドクルーザー』、トヨタ『ランドクルーザー70』、ジープ『ラングラー』、ジープ『ラングラーアンリミテッド』など。

競合に関しては、どの競合車に対しても回答者の100％が「勝てる」としていた。「競合はない」の回答も多かったが、ジムニーの派生車として企画されていることから、競合もジムニー周辺にいると考えるのが妥当。スズキが日本導入を明言しないのは、何らかの障害があるはずだ。「指名買いが多い」であろうとは予想できる。

また「価格帯が違うので競合しない」「大きさが違うから競合しない」という意見も散見されたが、実際はその逆で、価格帯が違うから競合する、大きさが違うから競合する場合もあり、ランドクルーザーやジープ、メルセデスベンツ『Gクラス』、『MINIクロスオーバー』を競合に挙げた人はそういう理由だろう。

■スズキへのメッセージ

「家族4人子供の成長に伴いそろそろジムニーに乗れなくなりそう。そんな時に5ドアが出ればジムニーに乗り続けられる」

「子供の送り迎えで3ドアをあきらめた、自分のような潜在顧客はたくさんいるはず。最終的に購入する車両は散らばるので、恐らく調査では出ない層だと思います」

「キャンプも流行ってるし、ぜひ導入して欲しい。いまハスラーに乗ってるけど、買い換えます」

「入れんでどうする！」

「北海道豪雪地帯で良いクルマが無くて困っています。有っても3枚ドアやランクルなど、デカ過ぎ&値段が非現実的。家族（年寄）持ちにはキツイのですよ」

「購入ユーザーは限定的と思われる。悪路を走る行政や民間企業など必要としている潜在的ユーザーがどれだけいるかは不明」

「座席が広がることで、他のメーカーの小型SUVに流れていた客を取り入れられると思う」

「車内は軽自動車ベースだから狭い。話題性だけで需要が本当にあるのか疑問」

「4人乗りでは売れない。シートアレンジも悪い。ラゲッジスペースを開けただけでは国内需要無し」

「ジムニーシエラ3ドア納期待ちです。こちらの問題優先すべき」