ガソリン高騰で気になる実燃費ランキング、ヤリスが3連覇達成…e燃費アワード2022-2023
イードが運営するマイカー燃費管理サービス「e燃費」は4月6日、実燃費とカタログ燃費達成率の優秀車種9部門を表彰する、「e燃費アワード2022-2023」を発表。トヨタ・ヤリスが総合部門で3年連続1位となった。
今回で17回目を迎えるe燃費アワードは、e燃費のユーザーが投稿した実燃費データ(満タン法)を基に、「実燃費ランキング」および「カタログ燃費達成率ランキング」を作成したもの。分析対象期間は2022年1月1日〜12月31日。今回は新設の「SUV部門」を含む9部門の優秀車種を発表した。
総合部門1位は3年連続でトヨタ・ヤリス(ハイブリッド)。ヤリス(ハイブリッド)はハイブリッド部門でも1位になり、高い実燃費性能を示した。また、新設のSUV部門ではトヨタ・ライズ(ハイブリッド)が初代王者に輝いた。各部門1位は以下の通り。
総合部門:トヨタ・ヤリス(ハイブリッド)
新型車部門:トヨタ・シエンタ(ハイブリッド)
ガソリン車部門:スズキ・スイフト
軽自動車部門:ダイハツ・ミライース
ハイブリッド車部門:トヨタ・ヤリス
ディーゼル車部門:マツダ2
輸入車部門:メルセデス・ベンツBクラス(ディーゼル)
WLTCカタログ燃費達成率部門:ダイハツ・ミライース
SUV部門:トヨタ・ライズ(ハイブリッド)
総合部門1位:トヨタ・ヤリス(ハイブリッド)
現行販売されている車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。総合部門1位に輝いたのはヤリス(ハイブリッド)=27.6km/L。3年連続で燃費No.1の座を射止めた。2位にアクア=26.7km/L、3位がプリウス=24.5km/Lとトヨタ勢強しの印象だが、フィット=23.6km/Lとインサイト=21.9km/Lのホンダ勢も健闘した。
新型車部門1位:トヨタ・シエンタ(ハイブリッド)
2022年1月から12月に販売が開始された車種が集計対象(プラグインハイブリッド車は除外)。2022年の夏にフルモデルチェンジを果たしたトヨタ・シエンタ(ハイブリッド)=20.0km/Lが新型車部門のトップという結果に。マツダ初のラージSUVとして話題になったCX-60=16.8km/Lは3番手に入る奮闘を見せている。
ガソリン車部門1位:スズキ・スイフト
現行販売されている純粋なガソリン車を集計対象とした(軽自動車、ハイブリッド、プラグインハイブリッドは除外)。スズキ・スイフト=18.2km/Lがガソリン車部門4連覇を成し遂げた。カタログ燃費の達成率が比較的高いのも注目すべきポイントだ。2位に入ったホンダ・シャト=17.4km/Lや7位の日産マーチ=15.1km/Lは2022年に生産が終了したため、来年度はまた違った顔ぶれになりそうだ。
軽自動車部門1位:ダイハツ・ミライース
軽自動車部門では、今年もダイハツ・ミライース=23.9km/Lがスズキ勢を抑えて1位を獲得。トップ10にランクインしたメーカーを見てみるとダイハツ4台、スズキ4台、日産とホンダが1台ずつとなり、「団体戦」では実力伯仲といったところか。
ハイブリッド車部門1位:トヨタ・ヤリス
現行販売されているハイブリッド車(プラグインハイブリッド車は除外)が集計対象。トヨタ・ヤリス=27.6km/Lを筆頭に、上位4台までをトヨタ者が独占。ホンダ・フィット=23.6km/Lが5位に入ったものの、10台中8台をランクインさせたトヨタが強さを見せつけた格好だ。
ディーゼル車部門1位:マツダ2
ディーゼル部門で1位を獲得したのはマツダ2=20.7km/L。部門創設から1度も1位の座を譲ったことがないというからお見事。2番手にはマツダ3 ファストバック=17.8km/Lが入り、マツダはワンツー達成。3番手以降は日独仏のメーカーが入り乱れる激戦となった。
輸入車部門1位:メルセデスベンツBクラス(ディーゼル)
現行販売されている輸入車を集計対象とした(海外専売モデルと並行輸入車は除外)。長らく輸入車部門の王座に君臨していたプジョー308がモデルチェンジによりランク外へ。変わってトップに立ったのがメルセデスベンツBクラス(ディーゼル)=16.9km/L。メルセデスベンツの車両がe燃費アワードに輝いたのは史上初となる。
カタログ燃費達成率部門1位:ダイハツ・ミライース
現行販売されている車種を集計対象(プラグインハイブリッド車は除外)とした、カタログ燃費に対する実燃費の達成率ランキング。ダイハツ・ミライース=23.9km/L・95.6%がここでも堂々のトップ。例年、スポーツカーなど相対的にカタログ燃費を達成しやすいモデルが上位に入る傾向にあるが、今年はコンパクトカーやミニバンも奮闘した。
SUV部門1位:トヨタ・ライズ(ハイブリッド)
現行販売されているSUV車(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした。今年からe燃費アワードに誕生したSUV部門の初代王者の座に輝いたのはトヨタ・ライズ(ハイブリッド)=23.9km/L。まだまだ衰えの気配が見えないジャンルだけに、燃費の分野でも盛り上がることを期待したい。
e燃費アワードの集計に当たっては、現実的に考えられない1トリップ走行距離・給油量・燃費などの数値は除外。 集計対象期間内に、新車購入が可能な車両(期間中に販売が終了した車両も含む)のみを集計対象としている。また、グレードや外装が異なっていても、車両型式およびカタログ燃費値が同一のものは同一車種扱い。実燃費が同値の場合は、カタログ燃費達成率(%)の高い方を上位としている。
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