ホンダ『CR-V』次期型は2028年登場か? 新e:HEV+電動AWDで進化!
ホンダのミドルサイズSUV『CR-V』は日本市場に復活したばかりだが、次期型に関する情報が入り始めた。
日本では2026年2月に「CR-V e:HEV」が発売されたばかり。しかし世界に目を向けると、現行モデルは2022年に登場した6代目であり、次の世代交代を見据える時期に入りつつある。
◆2022年登場の現行
CR-Vは1995年に初代が登場した。乗用車感覚で使えるクロスオーバーSUVの先駆けとして成長し、現在では北米を中心にホンダを代表する世界戦略車となった。日本では5代目が2022年に販売を終了していたが、2024年に燃料電池車「CR-V e:FCEV」を導入。さらに2026年2月には、2.0リットル直噴エンジンと2モーターを組み合わせたCR-V e:HEVが加わり、本格的な復活を果たした。
ただし、日本仕様もベースは2022年登場の6代目だ。ホンダは2027年以降、次世代中型車プラットフォームを採用したHEVを順次投入する計画を明らかにしている。そのタイミングとCR-Vのモデルサイクルを重ねると、次期7代目は2027年後半から2028年にかけてワールドプレミアされる可能性がある。
日本への導入も2028年前後となれば、e:HEVの復活からわずか2年ほどで新世代へバトンタッチすることになる。
◆ホンダのハイブリッド戦略との絡み
次期CR-Vの大きなポイントとなるのが、ホンダの次世代ハイブリッド戦略だ。
新たな中型車プラットフォームでは、軽量化と高剛性化を進め、車両運動性能と燃費性能を向上させる。ホンダは現行e:HEV用プラットフォームに対して約90kgの軽量化を目標としており、次期CR-Vもこの新世代設計を採用する有力候補となる。
ボディサイズについて、入手した情報では、全幅をむやみに拡大せず、全長とホイールベースを伸ばして居住性を高める方向だという。
現行日本仕様は全長4700mm、全幅1865mm、全高1680〜1690mm。次期型では全長4750mm前後、全幅1870mm前後、全高1680mm前後と予想する。ホイールベースも2700mm級から2730〜2750mm程度まで延長され、後席や荷室がさらに拡大されるだろう。
◆デザインでは顔が大きく変わる?
予想CGでは、現行型のスクエアで力強いプロポーションを継承しながら、フロントマスクを大胆に刷新した。
フロントは角形を基調とした2段構成とし、上段には車幅方向へ伸びるLEDライトと中央を横切るバーを配置。その内側にヘッドライトを組み込み、ワイド感を強調した。下部には大型グリルを設け、左右には縦基調のアクセントを配置している。
サイドでは、角張ったホイールアーチとブラッククラッディングによってSUVらしい力強さを演出。リアサイドにも立体的な造形を取り入れ、現行型よりスポーティーなシルエットをイメージした。
◆進化したハイブリッドに新開発電動AWD
そしてパワートレインの主役となるのが、進化型2.0リットルの次世代e:HEVだ。
現行日本仕様の走行用モーターは最高出力184ps、最大トルク335Nmだが、入手した情報などから、次期型では最高出力195〜200ps、最大トルク350〜370Nm程度まで引き上げられると予想する。
さらに注目すべきが、新開発の電動AWDだ。
ホンダは次世代e:HEVに向け、新たな電動AWDユニットを開発している。前後輪の駆動力をより緻密に制御することで、走行安定性だけでなく旋回性能の向上も狙うシステムだ。SUVであるCR-Vに採用されれば、商品力を大きく引き上げることになりそうだ。
◆Honda S+ Shiftも採用か
加えて、仮想的な変速感とエンジンサウンドを連動させる「Honda S+ Shift」も採用候補だ。ホンダはこの技術を次世代e:HEV搭載車へ展開する方針を示しており、CR-Vにも採用されれば、効率だけでなく運転する楽しさを前面に出したSUVへ進化するかもしれない。
◆燃料電池仕様はどうなる?
もうひとつ気になるのがCR-V e:FCEVの行方だ。
現行e:FCEVは最高出力177ps、最大トルク310Nmのモーターを搭載し、水素1充填で約621km、バッテリーのみでも約61kmを走行できる。2024年に追加されたばかりだが、7代目への世代交代後も継続されるのか、その商品展開にも注目したい。
日本では復活したばかりのCR-V。しかしグローバルでは、すでに次の世代交代が見え始めている。約90kgの軽量化を目指す新プラットフォーム、進化型e:HEV、新開発の電動AWD、そしてHonda S+ Shift。これらが投入されれば、第7世代CR-Vはホンダの次世代ハイブリッド戦略を象徴するSUVとして登場することになりそうだ。
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