2018年06月06日 14:34

メルセデスベンツ Gクラス 新型を受注開始 最も大幅な改良[写真追加]

メルセデス・ベンツ日本は、 新型『Gクラス』を6月6日に発表し、同日より注文受付を開始した。納車は8月下旬以降の予定。

Gクラスは1979年の誕生以来、基本的なスタイリングやボディはそのままに、パワートレインや装備のアップデートを繰り返しながら約40年間、最高級クロスカントリービークルとして君臨してきた。新型はGクラス史上最も大幅に改良されたモデルであり、初のフルモデルチェンジとなる。

新型Gクラスは、新設計のラダーフレームを採用。形式こそ従来と同じラダーフレームだが、新型では最大3.4mm厚のスチール鋼板を「ロ」の字型にした鋼材から製作、MAG溶接で組み立てることで、悪路走行時に求められる強度、剛性、安全性を向上。新開発のサスペンションはGクラス開発チームとメルセデスAMG社が共同開発したもので、フロントはダブルウィッシュボーン独立懸架、リアはリジッドアクスルとなり、いずれもサブフレームを介さず、ラダーフレームに直接取り付けられる。

ボディは、超高張力スチールやアルミニウム製パーツ(フェンダー、ボンネット、ドアなど)の採用により、約170kg軽量化。同時にフレーム、ボディシェル、ボディマウントのねじり剛性は、先代の6537Nm/degから1万162Nm/degへと約55%向上し、これにより静粛性も大幅に向上した。

エクステリアは、Gクラス独自のスクエアなデザインを踏襲しつつ、リアウィンドウを除き、すべて微妙に曲面となったウインドウガラスを採用することで空力性能を向上。新デザインの丸形LEDヘッドライトも採用されている。ボディサイズ(欧州参考値)は、全長4817mm(+53mm)、全幅1931mm(+64mm)と、先代に比べて特に全幅が大きくなった。

インテリアも一新。12.3インチの高精細ワイドディスプレイ2枚が1枚のガラスカバーの下で視覚的に融合したワイドスクリーンコクピットとなったほか、センターコンソール上にコントローラーを備えたタッチパッドを採用。室内スペースは全席で広くなり、特に後席ではレッグルームが150mm拡がるなど、居住性も大幅に向上した。

パワートレインについては、「G550」に気筒休止システムを採用して燃費効率を向上させつつ、最高出力422ps(310kW)、最大トルク610Nmを発揮する 4.0リットルV型8気筒直噴ツインターボエンジン「M176」を搭載。トップパフォーマンスモデルのメルセデスAMG「G63」には、メルセデスAMG社が完全自社開発し、最高出力585ps(430kW)、最大トルク850Nmを発揮するAMG 4.0リットルV8直噴ツインターボエンジン「M177」が搭載される。

トランスミッションには従来の7Gトロニックに代えて、トルクコンバーターハウジングをアルミニウム製、ギアハウジングをマグネシウム製とした9Gトロニックこと新型9速ATを採用。また、ステアリングシステムは従来のボール&ナット形式から、ついに電動機械式ラック&ピニオン式に変更された。

また、路面や走行状況に応じてドライブモードを切り替えることが可能な「ダイナミックセレクト」を採用。エンジンやトランスミッション、サスペンション、ステアリング、運転支援システムの特性を「コンフォート」、「スポーツ」、 「エコ」、「インディビジュアル」、そして新しく追加されたオフロードモード「Gモード」の5種類から選択できる。

なお、フロント・ディファレンシャルギア部分の最低地上高は270mm、前後アクスル間では241mm(従来比+6mm)となり、最大渡河水深は70cm(従来比+10cm以上)、安定傾斜角度は35°(従来比+7°)を誇る。さらに、デパーチャーアングルは30°(従来比+1°)、アプローチアングルは31°(従来比+1°)、 ランプブレークオーバーアングルは26°(従来比+1°)と、いずれも先代を上回っている。

安全運転支援システムについては、全モデルに「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備。車間距離を適切に維持するとともに、渋滞追従機能を備えた「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」、ドアミラーの死角範囲をレーダーでモニターして危険性を警告する「ブラインドスポット アシスト」、衝突回避をサポートする「アクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)」などを標準装備とした。また、片側84個のハイパフォーマンスLEDを個別に制御することで、前走車や対向車のドライバーを眩惑せず、より広い範囲を明るく正確に照らすマルチビームLEDヘッドライトも採用された。

価格はG550(左ハンドルのみ)が1562万円、メルセデスAMG G63(左 / 右ハンドル) が2035万円。なお、しばらくは従来型Gクラスも継続販売される。

記事提供:レスポンス

掲載に関する免責事項について
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

メルセデス・ベンツ

価格.comで最新価格・クチコミをチェック!

メルセデス・ベンツ(mercedes-benz)の自動車(本体) ニュース

もっと見る

このほかの自動車(本体) ニュース

もっと見る

自動車・バイクニュースランキング

  1. シトロエンC3インスパイアード・バイ・ジャパン・コレクション Hisui(翡翠)

    シトロエン C3、和テイストをまとった3種の特別仕様車発売

    自動車(本体)
    2020.09.22 06:25
  2. ハーレーダビッドソン ライブワイヤー

    ハーレーの電動モーターサイクル『ライブワイヤー』、2021年春に日本導入…0-100km/h加速3秒

    バイク(本体)
    2020.09.22 06:02
  3. アルピナ B8グランクーペ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

    やっぱりあったアルピナ 8シリーズ!「B8グランクーペ」スタイリッシュな外観が露出

    自動車(本体)
    2020.09.21 06:40
  4. トヨタ・ルーミー カスタムG-T

    トヨタが「ルーミー」をマイナーチェンジ 進化した予防安全機能「スマートアシスト」を搭載

    自動車(本体)
    2020.09.16 06:16
  5. アウディ SQ7 改良新型の4.0TFSI

    アウディ SQ7 改良新型、507馬力のガソリンターボ搭載車を設定…今秋欧州発売へ

    自動車(本体)
    2020.09.22 06:20

総合ニュースランキング

  1. 航空自衛隊 C-2輸送機 SP(機動戦闘車付)

    AOSHIMA、16式機動戦闘車2台付き「航空自衛隊 C-2輸送機 SP」模型

    模型
    2020.09.22 07:00
  2. 「HGBD:R 1/144 ロードアストレイダブルリベイク」

    ガンプラ「HGBD:R 1/144 ロードアストレイダブルリベイク」が11月より発売

    プラモデル
    2020.09.20 06:45
  3. 「カスタマイズシーンベース(水上Ver.)」

    バンダイ、1/144プラモの展示に適した「カスタマイズシーンベース(水上Ver.)」

    プラモデル
    2020.09.22 06:45
  4. タニタ、“予想数量を大幅に上回る注文”で「非接触体温計」の一部出荷に遅れ

    タニタ「非接触体温計」に“予想を上回る注文”、子どもへの安心機能も人気か?

    体温計
    2020.09.18 13:06
  5. 「HGBD:R 1/144 トライスラッシュブレイド」

    「HGBD:R 1/144 ガンダムTRYAGEマグナム」の装備の別カラー版が12月発売

    プラモデル
    2020.09.20 06:30

読んでおきたい まとめ記事

自動車

カー用品

バイク

写真で見る

  • XV240YPbmiiprfx
  •  ELEC-DIAMOND 空気清浄器 UV-C紫外線ランプ搭載
  • 「極小ルービックキューブ-0.99cm超精密金属製-」
  • EXTREME DEFENSE for AQUOS zero5G basic DX
  • 日産フェアレディZ次期型
  • 「Apple Watch SE」、第8世代「iPad」