2018年08月06日 08:44

ホンダ ブリオ に第2世代登場! コンセプトは「Proud over Class」…ジャカルターモーターショー2018

ホンダのインドネシア現地法人「ホンダ・プロスペクト・モーター」は、8月2日、インドネシア国際モーターショー(GIIAS)2018において、第2世代となる新型『ブリオ』を発表した。そのコンセプトは「Proud over Class.」(=クラス以上の誇り)だ。

初代ブリオがインドネシアで発売されたのは2012年で、2013年には同国で導入されたローコストグリーンカー(LCGC)の適合車を発売。2016年には新機能を追加する最初のマイナーチェンジを実施し、同時にグレードに「RS」を追加した。インドネシアではこれまでに23万7272台を販売(2018年7月現在)する実績を残している。

そんな中で生まれた第2世代ブリオは、上級指向が強まっている顧客のニーズに応え、あらゆる面で高品質を追求し、より使いやすいクルマへと生まれ変わっている。

ラインナップは「TYPE RS」を筆頭に、LCGC対応の「SATYA TYPE E」「SATYATYPE S」の3タイプ。全グレードとも、エンジンは先代から引き継いだ1.2リットルのi-VTECエンジンで、90psと110Nmのピークトルクを発揮。トランスミッションは5速MTとCVTが組み合わされるが、LCGCに対応したTYPE Sは5MTのみの設定だ。

外観はダイナミックでスポーティさを強調したデザインを持ち、車内空間も家族5人がゆったり乗車できる、機能的で広々とした空間を提供する。さらに高い安全基準を備えると同時に、「SATYA」シリーズではLCGCに対応した優れた燃費性能も確保している。一方でTYPE RSの立ち位置を、これまでと同様に明確に他の仕様と差別化しているが、今回は装備面で「SATYA」シリーズに比べてより若々しさを演出する内容となった。

TYPE RSはボディカラーもオレンジを専用色として与えられ、ホイールも15インチのアロイホイールを採用。ブラック塗装のルーフやフロントグリルもTYPE RS専用で与えられる。車内に目を転じれば、ブラックを基調としたカラーリングに、オレンジ色のラインを各所に施す。シートもオレンジステッチが入った専用表皮を採用する。6.1型ディスプレイオーディオも装備され、こちらはBluetoothにも対応するものだ。

走りについては専用のサスペンションがおごられ、コーナリングでの安定性が一段と高まっているという。

一方のLCGC対応のSATYAシリーズ、TYPE EとTYPE Sとの差は外装面ではほとんどない。フロントグリルはメッキが施された高級感あふれるもので、ボディカラーも両グレードとも共通だ。唯一TYPE Eにのみ14インチのアロイホイールが提供されるのが大きな違い。キャビンに目を移すと、ダッシュボードこそブラックであるが、シートをはじめとする車内をベージュ色で統一。落ち着いた空間が広がっている。シートはハイバック型となり、よりカジュアルな印象だ。

全車共通で特筆すべきはボディサイズの拡大だ。インドネシアの道路事情を鑑みたとき、無闇に車幅を広げるわけにはいかない。そこで、車幅は従来のままにしながら、全長を16cm延長した。同時にホイールベースを6cm延ばすことで、これは主に後席の居住性とカーゴルームの拡大へとつながった。これにより、ニースペースで6cm、シート座面を含むレッグルームで4.2cmほど広がり、ゆったりとした後席の居住性が得られるようになった。

カーゴルームは従来比で奥行き9cm×幅6.4cm×4.2cm拡大し、その結果得られた容量は258リットル。従来よりも84リットルも容積が増えることとなった。これは、初代ブリオでベビーカーやスーツケース2つが入らない、という声に応えたもので、ハッチゲートが開く位置も従来より6cm下げている。これらによってカーゴルームの使い勝手は大幅に向上したという。

エアコンの効きも大幅に向上させ、ホンダの基準で一定温度に到達するまで5.2%も早くなったという。ジャカルタでは特に渋滞がひどく、小型車は必然的に冷房の効きが悪くなる。今回の改良により、車内での快適度は大幅にアップすると思われる。また、全グレードにLED式デイライトランニングも採用され、リアテールランプも通常のバルブ式ではあるものの、レンズデザインに工夫を凝らすことでクリア感に高い点灯を実現したという。

今回発表された新型ブリオは「ブリオ・コンセプト」として出展されたもので、このモーターショーを機に予約受注を開始。今週より発売される予定になっている。

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