2018年11月29日 14:31

アウディ e-tron GT コンセプト、590馬力の4ドアEVスポーツ…ロスモーターショー2018

アウディは11月28日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー2018において、『e-tron GTコンセプト』(Audi e-tron GT concept)をワールドプレミアした。

アウディは2018年9月、ブランド初の市販EVとして、アウディ『e-tron』を発表した。ロサンゼルスモーターショー2018で初公開されたe-tron GTコンセプトは、このアウディe-tronに続くEVを提案するコンセプトカー。e-tron GTコンセプトは、4ドアのEVスポーツカーとなるのが特徴だ。e-tron GTコンセプトは、アウディの高性能車部門、アウディスポーツが開発を担当した。ルーフには、カーボンファイバー使用し、アルミ製部品も多く用いた。これらの技術は、アウディと同じくフォルクスワーゲングループに属するポルシェと共同開発されている。

e-tron GTコンセプトのデザインは、アウディのDNAに沿ったものだ。『A5スポーツバック』や『A7スポーツバック』にも通じる4ドアクーペのボディは、アグレッシブなフォルムが特徴。フラットでワイド、ロングホイールベースによって、グランツーリスモらしいデザインを表現する。ボディサイズは全長4960mm、全幅1960mm、全高1380mmだ。タイヤは、285/30R22サイズを装着する。

インテリアには、最新のデジタルコクピットを採用する。ドライバーの正面のメータークラスターとダッシュボード中央のタッチスクリーンには、ブラックパネル仕上げとした。ナビゲーションシステムや各種インフォテインメント機能メニューを含めて、ドライバーの好みに応じて、カスタマイズが可能だ。タッチスクリーンは、触覚フィードバックによってコントロールできる。スポーツシートを採用しており、リサイクル繊維で作られた布地を、シートクッション、アームレスト、センターコンソールに使用した。カーペットには、使用済みの漁網から作られた再生ナイロンを用いている。リアの大型テールゲートには、最大450リットルの荷物が積載でき、ボンネットの下にも100リットルの積載容量を備える。

EVパワートレインは、前後に搭載したモーターが、最大出力590hpを引き出し、トルクベクタリング付き電気4WDの「クワトロ」によって4輪を駆動する。電子制御の4WDシステムは、路面の状態や走行状況に応じて、左右の車輪間だけでなく、前後アクスル間の駆動トルクを調整する。動力性能は0〜100km/h加速がおよそ3.5秒で、12秒間で200km/hに到達する。最高速度は240km/h(リミッター作動)。連続してフル加速が行えるよう、冷却システムがモーターやバッテリーを最適に冷却する。1回の充電での航続は、新燃費基準のWLTPモードで最大400kmだ。リチウムイオンバッテリーは蓄電容量が90kWh以上で、フラットなデザインとして、フロア下に搭載される。アウディによると、車両の重心はスポーツカーのアウディ『R8』並みに低いという。

回生システムによって最大で30%航続距離を伸ばすことが可能だ。回生システムは、2個の電気モーターを使用し、電気油圧的に統合されたブレーキコントロールシステムを活用する。ここでは、3種類の異なる回生モードを組み合わせて使用する。それらは、シフトパドルのマニュアル操作によって起動するコースティング回生、予測効率アシスト経由で自動的に起動するコースティング回生、そして電気と油圧による減速をスムーズに移行するブレーキ回生がある。0.3G以下の減速では、エネルギー回生は電気モーターだけが担当し、従来のブレーキは使用しない。これは、すべての減速シーンにおける90%以上に相当し、実質的に通常のブレーキ操作では常に、エネルギーがバッテリーに戻されることになる。通常のホイールブレーキは、ドライバーがブレーキペダルを踏んで、0.3Gを超える減速が発生したときにのみ使用される。ブレーキ性能を低下させずに、ハードなブレーキングを繰り返すことができるセラミックディスクを装備する。

e-tron GTコンセプトには、800ボルトシステムが装備されており、従来のシステムと比較して充電時間が大幅に短縮される。バッテリー容量の80%を充電するのに必要な時間はおよそ20分で、320km以上の航続を可能にした。また、「アウディワイヤレスチャージング」による非接触充電を行うことも可能だ。非接触充電を行う場合は、駐車するフロアに1次コイルを備えた充電パッドを置き、電源に接続する。交流電流の磁場により、空間を隔てて、車両のフロアに設置された2次コイルに交流電圧が生み出される。なお、アウディはe-tron GTコンセプトの量産モデルについて、約2年後に登場する、としている。

記事提供:レスポンス

掲載に関する免責事項について
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

アウディ

アウディ(audi)の自動車(本体) ニュース

もっと見る

このほかの自動車(本体) ニュース

もっと見る

自動車・バイクニュースランキング

  1. トヨタ・グランエース

    トヨタ グランエース、新型フルサイズワゴンの空間と質感

    自動車(本体)
    2019.10.11 14:00
  2. トヨタ RAV4 新型のPHV

    トヨタ RAV4 新型に初のPHV、ロサンゼルスモーターショー2019で発表へ

    自動車(本体)
    2019.10.14 06:45
  3. トヨタ・グランエース

    トヨタ、新型ワゴンの『グランエース』を東京モーターショー2019で初披露…年内に発売へ

    自動車(本体)
    2019.10.08 14:55
  4. 【東京モーターショー2019】今週の最新ニュースまとめ(10/3〜10/9)

    自動車(本体)
    2019.10.10 18:05
  5. 第3世代走行中ワイヤレス給電インホイールモータ

    走行中にワイヤレス給電、インホイールモーターに ブリヂストンなど開発を加速

    自動車(本体)
    2019.10.14 06:00

総合ニュースランキング

  1. NTTドコモ 2019年秋冬モデル

    【まとめ】NTTドコモが2019年秋冬モデル発表、スマホ5機種やケータイ2機種など

    スマートフォン
    2019.10.14 06:55
  2. V08S/J

    トランスヨーロッパ、スマートウォッチとBluetoothイヤホンを一体化した「V08S/J」

    ウェアラブル端末・スマートウォッチ
    2019.10.14 06:15
  3. Xperia 5 SO-01M

    ドコモ、幅68mmでトリプルカメラを搭載した「Xperia 5 SO-01M」

    スマートフォン
    2019.10.11 12:40
  4. トヨタ・グランエース

    トヨタ グランエース、新型フルサイズワゴンの空間と質感

    自動車(本体)
    2019.10.11 14:00
  5. トヨタ RAV4 新型のPHV

    トヨタ RAV4 新型に初のPHV、ロサンゼルスモーターショー2019で発表へ

    自動車(本体)
    2019.10.14 06:45

読んでおきたい まとめ記事

自動車

カー用品

バイク

写真で見る

  • 「The Mandalorian」のファッションアイテム
  • 1位 ソニーが次世代機「プレイステーション 5」を正式発表、2020年末に発売へ…10月9日
  • VW T7 開発車両スクープ写真
  • OPPO A5 2020
  • mill オイルヒーター YAB-H1200TIM/YAB-H1000TIM
  • 洗えるどこでもカーペット YKC-180F