2019年01月18日 09:55

トヨタ RAV4ハイブリッド 新型、燃費は22.7km/リットル…今春欧州発売へ

トヨタ自動車の欧州部門は1月15日、新型『RAV4ハイブリッド』(Toyota RAV4 Hybrid)を今春、欧州市場で発売すると発表し、同車の燃費性能などを公表した。日本市場でも今春発売予定だ。

◆新世代のハイブリッドシステムを搭載

新型RAV4ハイブリッドには、2.5リットルガソリンエンジンとモーターを組み合わせた新世代のトヨタハイブリッドシステムを搭載する。小型・軽量・低損失化技術と「TNGA」による新型2.5リットル「ダイナミックフォース」エンジンの高い燃焼効率と高出力とのシナジー効果により、優れた動力性能や低燃費を高次元で追求した。

パワーコントロールユニット(PCU)やニッケル水素電池などの主要コンポーネントは、よりコンパクトかつ軽量で、電気的および機械的損失を低減するように設計されている。トランスミッションはCVTを組み合わせた。

直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム全体で、215hp(FF)/219hp(4WD)のパワーを引き出す。先代の197hpを上回るパワーを獲得した。この効果で、新型は0〜100km/h加速を8.1秒で駆け抜ける。欧州での環境性能の見込み値は、NEDCの複合モードで燃費22.7km/リットル、CO2排出量100g/km以下とした。

エンジンの高トルク化により、アクセル踏み込み時のレスポンスや加速性能を大幅に向上させた。燃焼効率の引き上げとトランスミッションの高効率化により、優れた動力性能と低燃費の両立を目指している。トヨタによると、クラス最高の環境性能が目標という。

また、新型RAV4ハイブリッドの4WDには、電気式4WD「E-Four」の最新版を搭載する。電気で駆動する後輪の最大トルクを、従来の1.3倍に増加しているのが特徴だ。走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御を採り入れ、高い走破性と優れた操縦安定性を追求している。先代と比較して、後輪に配分できるトルクは30%増加した。運転条件に応じて、前後のトルク配分を100対0から20対80まで可変できる。

新型RAV4ハイブリッドには、「トレイルモード」を採用した。スリップ状態でもグリップとコントロールを保つ新開発のLSDも導入し、オフロード走行を支援する。センターコンソールのドライブモードセレクターを操作して、トレイルモードを作動させると、スロットル制御や変速パターンが最適な設定になる。

◆最新コネクト採用。トヨタブランド初のデジタルミラーも

新型RAV4ハイブリッドには、トヨタブランド初の「デジタルリアビューミラー」が設定される。

スイッチを押すと、高精細カメラが撮影したリアルタイム映像が、新型RAV4ハイブリッドのコクピットに表示される。荷物スペースの大きな荷物や背の高い後席乗員が乗っていても、ドライバーの後方視界が確保される。また、ドライバーはズーム機能を備えたタッチコントロールによって、後方の映像を調整することができる。新開発のデジタルリアビューミラーを設定することで、フロントピラーをスリム化し、運転席からの視界を改善した。

また、最新の車載コネクティビティとして、「ラストマイルガイダンス」、「センドto カー・ナビゲーション」、「ファインド・マイカー」、「ドライビング・アナリティクス」、「メンテナンス・リマインダー」などが採用されている。

◆トヨタセーフティセンスは第2世代に進化

新型RAV4ハイブリッドには、第2世代の予防安全パッケージ、「トヨタセーフティセンス」を搭載する。最新のトヨタセーフティセンスには、車両に加えて、歩行者検知(昼間・夜間)と自転車検知(昼間)を行い、衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」が導入されているのが特徴だ。

また、前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」、車線逸脱による事故予防に貢献するステアリング制御機能付きの「レーンディパーチャーアラート(LDA)」を採用した。さらに、夜間の前方視界確保を支援する「オートマチックハイビーム(AHB)」、カメラで認識した道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示することで、道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す「ロードサインアシスト(RSA)」などが用意されている。

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