2019年03月21日 06:00

4ドアクーペスタイルの新型「プジョー508」発売

プジョー・シトロエン・ジャポンは2019年3月20日、一新されたプジョーの最上級サルーン「508」を発売した。

セダンから一転 ハッチバックに

2018年春のジュネーブモーターショーでデビューした、Dセグメントのサルーンである新型プジョー508。同年11月に60台限定で「508ファーストエディション」が先行上陸したが、このたびようやく、日本仕様が正式に導入されることになった。

2011年に国内で発売された先代(初代)508は、それまでのDセグメントの「407」と全長4.9mに達するフラッグシップ「607」を統合した、両車の中間サイズの4ドアサルーンだった。「大胆不敵なデザインでサルーンの概念のすべてを変える」とうたった新型508は、サッシュレスドアにテールゲートを備えた4ドアクーペ風のプロポーションで、プジョーは“4ドアファストバック”と呼んでいる。

かつてライバルのルノーが、フラッグシップにも5ドアハッチバックボディーを採用していたのに対して、プジョーの上級車種は一貫してオーソドックスな3ボックスの4ドアサルーンだった。新型508がそのこだわりを捨て去った理由は、誕生以来130年あまりの歴史のなかで、自動車が最大の変革期を迎えた時代にあって、サルーンの革新を目指したからだという。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4750×1860×1420mmで、ホイールベースは2800mm。近年のモデルでは珍しく、先代よりわずかに短くなり、またクーペ風のプロポーションにより全高は低くなった。シャシーは軽量かつ剛性の高い、グループPSAの中核プラットフォームである「EMP2」を採用。新たな溶接技術の導入と構造用接着剤の併用、フロントフェンダーやフロントサスペンションなどのアルミ化、トランクフロアとテールゲート下部の複合素材化などによって、さらなる軽量化と高剛性を実現した。

ガソリンとディーゼルをラインナップ

パワーユニットは、プジョー/シトロエンの既存モデルでおなじみの、最高出力180ps/5500rpm、最大トルク250Nm/1650rpmを発生する1.6リッター直4ガソリンターボと、同177ps/3750rpm、同400Nm/2000rpmの2リッター直4ディーゼルターボの2種。トランスミッションはいずれも最新世代の8段AT、駆動方式はFFのみである。

往年のプジョーは、猫足と呼ばれるしなやかな足まわりが特徴だったが、新型508はプジョーとしては初めて電子制御アクティブサスペンションを導入。走行および路面の状況に応じてダンパーの減衰力をリアルタイムに制御し、乗り心地とハンドリング、ロードホールディングをより高い次元でバランスさせている。このアクティブサスペンションは、ステアリング、ATシフト、アクセルレスポンス、エコドライブ機能などを制御する4つのドライビングモード(スポーツ/コンフォート/エコ/ノーマル)と連動しており、センターコンソールにあるセレクターで設定変更できる。

インテリアにはプジョーではおなじみとなった、ステアリングホイールのリムよりも上方に見るメーターパネルを採用。画面には6種類の表示モードがあり、カスタマイズ可能な12.3インチのデジタルヘッドアップディスプレイ、インストゥルメントパネル中央の8インチタッチスクリーン、その下にあるトグルスイッチとともに「i-Cockpit」を構成する。これによりドライバーの視線移動を最小限に抑え、必要な機能にスムーズにアクセス可能で安全性を向上させるとうたわれる。

先進運転支援機能もアップデートされ、ストップ&ゴー機能を備えたアクティブクルーズコントロール、レーンポジショニングアシスト、二輪車も検知可能な第2世代アクティブセーフティーブレーキなどを標準装備。ナイトビジョンやフルパークアシストもオプション設定されている。

グレードは3つで、下位から1.6リッターガソリンターボ搭載のスタンダードモデルである「508アリュール」(417万円)、その内外装をスポーティーに装い、さらに装備が充実した「508GTライン」(459万円)、そして2リッターディーゼルターボ搭載の「508GT BlueHDi」(492万円)がラインナップされる。

2019年夏には、ステーションワゴン版たる新型「508SW」の国内販売も開始される見込みだ。

(文と写真=沼田 亨)

記事提供:webCG
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