2019年07月18日 11:30

「ホンダN-WGN」がフルモデルチェンジ より生活に寄り添うクルマに進化

本田技研工業は2018年7月18日、軽乗用車の新型「N-WGN」を同年8月9日に発売すると発表した。

参考としたのは同門のベストセラー「N-BOX」

ホンダによれば、N-WGNの属する軽ハイトワゴンのセグメントは、「N-BOX」が属する軽スーパーハイトワゴンのセグメントと合わせ、軽乗用車全体の約8割を占める重要な市場となっている。そこにあって、N-BOXは軽自動車全体で4年連続第1位、登録車を含めた日本市場全体でも2年連続で1位の販売台数を記録する人気車種となっているが、N-WGNはハイトワゴン市場において、「ダイハツ・ムーヴ」や「スズキ・ワゴンR」といったライバルの後塵(こうじん)を拝していた。

今回の新型は、そうした現状を打破すべく従来モデルからデザインやパッケージ、プラットフォームを刷新。同門のN-BOXにならい、暮らしの中で快適に使えるクルマを目指して開発がなされたという。

そのデザインはプレスラインを極力廃したシンプルなもので、標準車では丸目のヘッドランプの上に角型のターンランプを配したフロントデザインや、フロントピラーの延長線上に伸びた斜めのプレスラインなどが、かつての軽商用車「ステップバン」をほうふつとさせる。一方の「N-WGNカスタム」もいたずらに派手さを求めたものではなく、スクエアなフルLED式のヘッドランプやシーケンシャルタイプのウインカーなどにより、シックで未来的なイメージを表現。ともに「暮らしになじむデザイン」というテーマを具現したものとなっている。

低床化により荷室の利便性を向上

車両の基本骨格には、現行型N-BOXおよび「N-VAN」に次いで、新世代の軽自動車向けプラットフォームを採用。両車種と同じく、運転席の下に燃料タンクを配置する「センタータンクレイアウト」が特徴となっているが、新型N-WGNではこの利点を最大限に生かすべく、荷室の床面を現行モデルより180mm低床化。開口部の高さも従来モデルより低い約490mmとした。これにより荷物の積み下ろしをしやすくするとともに、荷室を上下に仕切るボードを設けることで、使いやすさを向上させた。また、傘などを収容できる後部座席下の物入れについても、取り外して洗えるようにするなどの改良がなされている。

一方、アッパーボディーでは、N-BOXと同じくルーフパネルとサイドパネルの接合に、スポット溶接ではなくレーザーブレージング(ろう付け)を採用。モールのないすっきりした外観を実現している。またドア開口部の周辺にシーム溶接を多用したほか、フロアまわりにもスポット溶接と接着剤を併用することでボディーを高剛性化。静粛性の向上を図ったという。このほかにも、車体全体では強度が440MPa以上のハイテン材(高張力鋼板)を64%採用して重量を軽減。車両全体では80kgの軽量化を実現しており、装備の強化などによる車両重量の増加をおよそ20kgに抑えているという。

パワーユニットは基本的にN-BOXなどと共通だが、自然吸気エンジンでは排出ガスが触媒に均一に当たるようエキゾーストマニホールドの形状を変更。高回転域での窒素酸化物、炭化水素の排出量を低減している。また実用燃費の向上も図っており、自然吸気エンジン車では23.2km/リッター、ターボ車では22.0km/リッターという性能を実現した(ともにWLTCモード)。

ホンダセンシングを全車標準装備

今回のN-WGNで力が入っているのは予防安全装備の充実である。「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」「誤発進抑制機能」「歩行者事故低減ステアリング」「路外逸脱抑制機能」「LKAS(車線維持システム)」「後方誤発進抑制機能」「先行車発進お知らせ機能」「標識認識機能」「オートハイビーム」「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」などからなる最新の運転支援技術「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が採用されているのだ。

さらに新型N-WGNでは、CMBSが横断自転車も認識できるようになったほか、ACCについても車速0km/hまでサポートする渋滞追従機能付きに進化。停止時間が3秒以内なら、先行車が発進すると自動発進するようになった。

これらの装備は全車標準装備で、標準車のエントリーグレードのみレスオプションも可能となっている。

新型N-WGNの価格とラインナップは、以下の通り。

【N-WGN】

G Honda SENSING(FF):127万4400円

G Honda SENSING(4WD):140万5080円

L Honda SENSING(FF):133万9200円

L Honda SENSING(4WD):146万9880円

L・ターボ Honda SENSING(FF):150万1200円

L・ターボ Honda SENSING(4WD):163万1880円

【N-WGNカスタム】

G Honda SENSING(FF):151万2000円

G Honda SENSING(4WD):164万2680円

L Honda SENSING(FF):158万7600円

L Honda SENSING(4WD):171万8280円

L・ターボ Honda SENSING(FF):166万3200円

L・ターボ Honda SENSING(4WD):179万3880円

(文=鶴原吉郎<オートインサイト>/写真=webCG/編集=堀田剛資)

記事提供:webCG
記事提供:webCG

掲載に関する免責事項について
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

ホンダ

価格.comで最新価格・クチコミをチェック!

ホンダ(honda)の自動車(本体) ニュース

もっと見る

このほかの自動車(本体) ニュース

もっと見る

自動車・バイクニュースランキング

  1. サンコー、360度+後方を記録できるドライブレコーダーを19,800円で発売

    360度+後方を記録できるドライブレコーダーに注目集まる

    ドライブレコーダー
    2019.08.23 12:27
  2. 5インチ360度ドライブレコーダー&リアカメラ THCARVR36R

    サンコー、360度+後方を記録できるドライブレコーダーを19,800円で発売

    ドライブレコーダー
    2019.08.20 07:00
  3. 三菱RVR

    三菱がコンパクトSUV「RVR」を改良 「ダイナミックシールド」を用いたフロントフェイスを採用

    自動車(本体)
    2019.08.23 06:51
  4. 光岡 ロックスター

    おもしろレンタカー、光岡ロックスター を導入 料金は6時間1万5700円より

    自動車(本体)
    2019.08.23 15:05
  5. ルノー・トゥインゴ改良新型

    ルノー・ジャポン、改良新型トゥインゴを東京・表参道で一般公開

    自動車(本体)
    2019.08.25 06:47

総合ニュースランキング

  1. IQOS 3

    最大3,000円値下げ、加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」が8/26に価格改定

    電子タバコ・加熱式タバコ
    2019.08.22 15:20
  2. TORQUE G04

    au、京セラ製タフネススマホ「TORQUE G04」の発売日を決定

    スマートフォン
    2019.08.25 07:00
  3. サンコー、360度+後方を記録できるドライブレコーダーを19,800円で発売

    360度+後方を記録できるドライブレコーダーに注目集まる

    ドライブレコーダー
    2019.08.23 12:27
  4. RF24-240mm F4-6.3 IS USM

    キヤノン、光学10倍ズームレンズ「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」の発売日決定

    レンズ
    2019.08.25 06:55
  5. 5インチ360度ドライブレコーダー&リアカメラ THCARVR36R

    サンコー、360度+後方を記録できるドライブレコーダーを19,800円で発売

    ドライブレコーダー
    2019.08.20 07:00

読んでおきたい まとめ記事

自動車

カー用品

バイク

写真で見る

  • Radeon RX 5700 MECH OC
  • RF24-240mm F4-6.3 IS USM
  • ダイムラー eカスケーダ
  • 1/64 ダイキャストミニカー グラチャンコレクション Part.11(12個入BOX)
  • Pocket WiFi 803ZT
  • アイドルマスター ミリオンライブ! 1/7 我那覇 響 伝わる思いver.