2019年09月25日 06:15

BMW X1 に改良新型、歴代初のPHV設定へ

BMWは、フランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)に、『X1』(BMW X1)の改良新型を出展し、2020年春に歴代初のプラグインハイブリッド車(PHV)を設定すると発表した。

現行X1は2世代目モデルで、2015年6月にデビューした。BMWのSUV、「SAV」(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の入門車に位置付けられる。この現行X1がデビューから4年を経て、初の本格改良を実施し、改良新型が登場した。

◆キドニーグリルやヘッドライトを変更

改良新型の外観は、フロントマスクをリフレッシュした。キドニーグリルはエッジが利いた新デザインとなり、ヘッドライトも最新のBMW車に共通するデザインに変更された。フロントバンパーの開口部も新デザインとなっており、従来の円形から変更されたLEDフォグランプを組み込む。アダプティブLEDヘッドライトも用意された。リアは、テールランプが新しい。車両のロックが解除された時、路面にX1のロゴをLEDで照射するウェルカムモードを採用する。

ボディカラーには、新色として、フカロベージュメタリック、ミサノブルーメタリック(Mスポーツ専用)、ストームベイメタリック(BMWインディビジュアル専用)を設定した。ホイールも新デザインとなり、4種類がラインナップされる。

◆最大10.25インチのディスプレイ

インテリアは、インストルメントパネルに新しいコントラストステッチを採用した。このステッチは、「xライン」、「スポーツライン」、Mスポーツに導入される。リアシートは、3分割で折りたたむことができ、オプションで最大130mmのスライド機能が付く。自動テールゲートやハンズフリーによるテールゲート開閉システムも、オプションで選択できる。

コントロールディスプレイは、ダッシュボード中央に6.5インチスクリーンを標準装備した。純正ナビゲーションシステムを選択した場合、8.8インチまたは新設計の10.25インチタッチコントロールディスプレイになる。この10.25インチタッチコントロールディスプレイは、BMWの「iDrive」コントローラー、音声コントロール、タッチスクリーンで操作できる。コントロールディスプレイは、改良新型X1の多彩なインフォテインメント機能が利用可能だ。「BMWコネクテッドドライブ」も利用できる。

◆ガソリン/ディーゼルのパワーは140〜231hp

欧州仕様には、複数のガソリンエンジンとディーゼルエンジン搭載車を用意する。最大出力140〜231hpを発生する最新世代の3気筒または4気筒ガソリンエンジンとディーゼルエンジンが用意される。すべてのガソリンエンジンとディーゼルエンジンが、欧州の「EU 6d-temp」排出ガス基準を満たす。 ディーゼルは「sDrive16d」や「xDrive25d」グレードなどを設定した。駆動方式は、FFまたはインテリジェント4WDの「xDrive」だ。

中でも、ガソリンエンジン搭載車の「xDrive25i」グレードは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが、最大出力231hp、最大トルク45.9kgmを発生する。0〜100km/h加速は6.5秒の性能を備えている。環境性能は、欧州複合モード燃費が15.9km/リットル、CO2排出量が144g/kmとなる。

◆PHVの燃費は50km/リットル

改良新型X1には、歴代初のPHVを2020年春に設定する。改良新型X1のPHVは、「X1 xDrive25e」グレードだ。フロントに積まれるのは、BMW「i」ブランドのPHVスポーツスポーツカー、『i8』用がベースの1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンで、このエンジンのパワーが前輪を駆動する。

モーターはリアアクスルに配置され、後輪を駆動する。エンジン駆動の前輪と合わせて、4WDとなる。二次電池(バッテリー)は、蓄電容量9.7kWhのリチウムイオンバッテリーだ。モーター単独でのEVモードの航続は、50km以上の性能を備えている。

この効果もあって、欧州複合モード燃費は50km/リットル、CO2排出量は43g/kmの優れた環境性能を実現している。

改良新型X1のサスペンション技術は、すべてのモデルで機敏で正確なハンドリングを追求する。4WDのxDriveは、前後アクスルの間で駆動トルクを配分する。 その結果、あらゆる天候や道路状況において、高いトラクションや操縦安定性を追求している。

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