2020年03月05日 06:00

車体が伸縮するEV、ルノーのコンセプトカー『モルフォズ』

ルノーグループ(Renault Group)は3月2日、次世代のEVコンセプトカーのルノー『モルフォズ』(Renault MORPHOZ)を発表した。中止になったジュネーブモーターショー2020で発表される予定だった1台。

ルノーグループは欧州において、EVなどの電動車の販売で主導的地位を確立している。ルノーグループは、将来のモビリティのビジョンを示すEVコンセプトカーとして、モルフォズを発表した。

ルノーグループは、EVコンセプトカーのモルフォズを発表することにより、将来のモビリティのビジョンを提示する。このコンセプトカーは、個人のニーズや用途にパーソナライズするために、すべての限界を取り払う。ルノーグループによると、モルフォズの考え方は、今後数年のうちに登場するルノーの新型車の先駆けになるという。

◆短距離と長距離向けで車体の全長が400mm変わる

モルフォズには、ルノー日産三菱アライアンスのEV向け新開発モジュラープラットフォームの「CMF」を利用する。モーター出力、バッテリー容量、航続に異なるスペックを設定できるだけでなく、車体の長さも使用目的に応じて、変えることができる。フロントフェンダーとリアエンドが、伸縮可能なデザインを採用している。

「シティバージョン」は全長が4400mm、ホイールベースが2730mm。蓄電容量40kWhのバッテリーが搭載されており、1回の充電で最大400kmの航続を可能にした。ルノーによると、都市や郊外での毎日の使用に充分という。

「トラベルバージョン」では、全長が4800mm、ホイールベースが2930mmに延びる。シティバージョンに対して、全長は400mm、ホイールベースは200mm長い。高速道路などの長距離走行に対応しており、フロントエンドなどが空力性能を向上させるデザインに変わる。室内空間も、2つのスーツケースを収納できるスペースに加えて、乗客用の足元スペースが広がった。バッテリーも、大容量を搭載することができる。

「トラベルエクステンダー・バッテリーパック」は、バッテリーの蓄電容量を50kWh追加し、合計で90kWhにできる。これにより、1回の充電での航続を、最大700kmに引き上げた。バッテリーステーションでは、車両のアンダートレイが開き、数秒で追加のバッテリーを取り付けることができる。また、不要なバッテリーを取り外し、40kWhの蓄電容量のシティバージョンに変更することも可能だ。

◆手を振ればドアロックが解除されドアが自動的に開く

未来的なステアリングホイールは、中心部に10.2インチの画面があり、主要な走行情報や安全情報を表示する。手動運転モードや自動運転モードでは、インストルメントパネルがダッシュボードからスムーズに出現し、走行に関する情報やマルチメディアなどが、L字型の画面に表示される。

AI(人口知能)が乗車する前に作動し、センサーが接近中のドライバーを検出し、認識する。ドライバーは手を振って、「ウェルカムシーケンス」を有効にする。これにより、ドアのロックが解除され、ドアが自動的に開き、ドライバーの好みと気分に合わせて、室内照明が自動的に調整される。スマートフォンの専用ホルダーがあり、メインデータソースとして機能する。 AIは、スマートフォンからのデータと情報を利用して、タスクを実行する。

またAIは、外部センサーからのリアルタイムデータと車載カメラからの映像により、ドライバーが車両の周囲を確認することができるようにする。ドアと窓部分のライトは、ドライバーの死角に歩行者や自転車がいることを示す。

◆レベル3の自動運転が可能

車両へのアクセスには、デジタルキーとして機能するスマートフォンも使用できる。これにより、キーを交換することなく、他のユーザーとカーシェアリングが行える。ドライバーは、一定の期間、車両にアクセスできるロック解除コードを受け取る。

乗車すると、ドライバーと乗員のスマートフォンが自動的に検出され、各乗員が座席のスピーカーから、お気に入りの音楽を聴くことができる。自宅で計画した走行ルートは、ナビシステムによって自動的に選択される。

レベル3の自動運転機能が装備されている。高度な技術により、ドライバーは、高速道路や渋滞などの状況において、ステアリングホイールから手を放し、自動運転を行うことができる。

記事提供:レスポンス

掲載に関する免責事項について
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

ルノー

ルノー(renault)の自動車(本体) ニュース

もっと見る

このほかの自動車(本体) ニュース

もっと見る

自動車・バイクニュースランキング

  1. 日産の新型ミッドシップスポーツを予想してみた

    日産、Zの次は超高級ミッドシップを計画か? MR2後継の対抗モデルを大予想

    自動車(本体)
    2021.01.22 09:17
  2. ヤマハ SR400 が43年の歴史の幕を閉じる。写真はSR400 Final Edition

    ヤマハ SR400 が生産終了、「ファイナルエディション」正式発表…1000台限定車も

    バイク(本体)
    2021.01.21 16:10
  3. ヤマハ SR400が43年の歴史にいよいよ幕を下ろす

    43年の歴史にいよいよ幕、ヤマハ『SR』が辿った“存続の危機”と“執念”の軌跡とは

    バイク(本体)
    2021.01.21 12:08
  4. ハーレー ストリートボブ114

    ハーレー2021年モデル25車種、予約受注開始…新クルーザー『ストリートボブ114』登場

    バイク(本体)
    2021.01.22 06:18
  5. ヤマハSR400ファイナルエディション リミテッド

    43年の歴史に幕 ヤマハのロングセラーバイク「SR400」に最終モデル登場

    バイク(本体)
    2021.01.22 07:00

総合ニュースランキング

  1. 「IQOS」の値下げが発表。「Ploom」「glo」含めた現時点の加熱式タバコ価格は?

    「IQOS」の値下げが発表。「Ploom」「glo」含めた現時点の加熱式タバコ価格は?

    電子タバコ・加熱式タバコ
    2021.01.22 11:27
  2. 「アルティメットジオラママスターライン ヱヴァンゲリヲン新劇場版 エヴァンゲリオン第13号機」

    税別156,900円、全高約161cmの「エヴァンゲリオン第13号機」大ボリュームフィギュア

    フィギュア
    2021.01.22 07:00
  3. 今こそ、おうちで楽しくカフェ気分。全自動コーヒーマシン新機種まとめ

    コーヒーメーカー
    2021.01.21 18:00
  4. 日産の新型ミッドシップスポーツを予想してみた

    日産、Zの次は超高級ミッドシップを計画か? MR2後継の対抗モデルを大予想

    自動車(本体)
    2021.01.22 09:17
  5. 「遠くからキャッチ! 虫取りマジックハンド CPETP21B」

    嫌な虫を遠くからキャッチしてポイッ、サンコーが「虫取りマジックハンド」発売

    その他健康器具・医療機器
    2021.01.20 12:30

読んでおきたい まとめ記事

自動車

カー用品

バイク

写真で見る

  • GTW 270 Hybrid
  • 「アルティメットジオラママスターライン ヱヴァンゲリヲン新劇場版 エヴァンゲリオン第13号機」
  • INSTINCT Esports Edition
  • いすゞフォワード
  • ※画像は同社サイトより