2020年06月11日 11:30

フィアット パンダ にマイルドハイブリッド、標準ボディにも設定

フィアットは6月9日、フィアット『パンダ』のマイルドハイブリッド搭載車、『パンダ・イージー・ハイブリッド』(Fiat Panda Easy Hybrid)をイタリア本国で発表した。

フィアットは3月、『パンダ』のマイルドハイブリッド車として、『パンダ・ハイブリッド』を欧州で発売した。同車は、パンダのSUV仕様の『パンダ クロス』ベース。パンダ クロスでは、バンパー、フォグランプ、フェンダーエクステンション、ルーフバーなどが専用デザインとなる。前後バンパーにはサテンチタニウム塗装のアンダーガードを、ボディサイドにはシルバー塗装のサイドガードを装着した。タイヤサイズは185/65R15で、最低地上高は160mmを確保している。

これに対して、今回発表されたパンダ・イージー・ハイブリッドは、パンダの標準ボディをベースにしている。標準ボディのパンダは、日本市場にも『パンダ・イージー』として導入済みだ。フィアットは、パンダ・イージー・ハイブリッドのイタリア本国でのベース価格を、1万ユーロを切る9900ユーロ(約120万円)に設定し、マイルドハイブリッド車の販売増を目指している。

◆減速エネルギーを回収し加速時などにエンジンをアシスト

フィアットが新開発したマイルドハイブリッドは、最新の1.0リットル直列3気筒ガソリン「FireFly」エンジン(最大出力70hp/6000rpm、最大トルク9.4kgm/3500 rpm)に、12ボルトの「BSG」(ベルト一体型スタータージェネレーター)、電気モーター、リチウムイオンバッテリーを組み合わせたものだ。

BSGシステムはエンジンに直接取り付けられており、補助装置もベルトによって駆動する。BSGは、ブレーキおよび減速中のエネルギーを回収し、蓄電容量11Ahのリチウムイオンバッテリーに蓄える。この電力はピーク時に3.6kWの出力を発揮し、加速時などにエンジンをアシストする。

トランスミッションは6速MT、駆動方式はFFとした。この6速MTは、郊外での燃費を向上させる専用ギア比が採用される。

◆CO2排出量を最大20%削減

このエンジンには、ストップ&スタートモードが付く。30km/h以下の低速域では、エンジンを停止できる。ハイブリッドシステムに関する情報を表示するモニターには、ドライバーにそのことを知らせる。ストップ&スタートモードは、エンジンをスムーズに再始動する。

高速道路などでの低負荷走行時に、エンジンを停止するコーストモードも採用した。リチウムイオンバッテリーがすべてのサービスに電力を供給し、ドライバーが車両を完全に制御できるようにしている。

フィアットによると、1.2 リットルガソリンエンジン(最大出力69hp)搭載車と比較して、マイルドハイブリッド仕様は燃費とパフォーマンスを向上させるだけでなく、CO2排出量を最大20%削減するという。

◆細菌から乗員を保護するパッケージをオプションで用意

パンダ・イージー・ハイブリッドには、細菌から乗員を保護する「D-Fenceパッケージ」をオプション設定する。D-Fenceパッケージには、3つの特長がある。ひとつは、車外の不純物の車内への侵入を防ぐ高性能キャビンフィルターだ。フィアットによると、粒子状物質やアレルゲン物質の車内への侵入を100%ブロックし、カビやバクテリアの生成を98%削減するという。このフィルターは、空気取り入れ口と室内の間にレイアウトされ、外気が室内に導入される前に、空調システムと換気システムで使用される外気をろ過する。

2つ目の特長は、車内に設置される空気清浄機だ。取り外して、自宅で使用することもできる。この空気清浄機はHEPAフィルターを備えており、花粉や細菌などの微粒子をろ過することにより、車内の空気を浄化する。

3つ目の特長が、小型のUVランプだ。UVランプは、室内に存在する細菌の最大99%を除去し、ステアリングホイールやシフトレバー、シートなど、乗員の手に触れるすべての部分を消毒するのに役立つ、としている。

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