2020年06月17日 06:10

ルノー キャプチャー 新型にPHV、燃費71.4km/リットル

ルノーは6月12日、新型『キャプチャー』(Renault Captur)のプラグインハイブリッド車(PHV)の受注をフランス本国で開始した、と発表した。

キャプチャーは、ルノーのコンパクトクロスオーバー車だ。2013年3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー2013で初公開された。この初代キャプチャーは世界90か国以上で、累計150万台を販売し、アーバンSUVのベストセラー車になった。

このキャプチャーがデビューから6年以上が経過し、モデルチェンジを実施した。新型は、2世代目モデルとなる。ルノー日産三菱アライアンスが開発した新世代の「CMF-B」プラットフォームを採用している。

◆EVモードは最大65km

初代にない電動モデルとして、ルノーグループが新開発した電動化技術、「E-TECH」搭載車を設定する。E-TECHは、ルノーのエンジニアリングによって開発され、多くの特許を取得しており、ルノー日産三菱アライアンスで、構造部品を共用する。E-TECHには、ハイブリッドとPHVがあり、新型キャプチャーのE-TECHはPHVとなる。

PHVシステムは、新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン2つの電気モーター、マルチモードギアボックス、蓄電容量9.8kWhの400Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせたものだ。PHVシステム全体で、158psのパワーを引き出す。

ルノーのE-TECHは、クラス最高レベルのレスポンス、優れた燃費、減速時の素早いバッテリー充電などにより、最大限の効率を追求する。発進時は、モーターで始動。ブレーキペダルを操作せず、アクセルペダルだけで加減速できる強力な回生ブレーキを採用する。

EVモードでは、最大65km(WLTP計測)のゼロエミッション走行が可能だ。EVモードの最高速は135km/hとした。動力性能は、0〜100km/h加速が10.1秒、最高速が173km/hだ。

◆EVモードに自動的に切り替わる「ピュア」モード

走行モード切り替えの「マルチセンス」に、「ピュア」モードが採用された。このモードでは、バッテリーに充分な容量がある場合、EVモードに自動的に切り替わる。また、マルチセンスの「スポーツ」モードでは、バッテリーに充分な容量がある時、アクセルペダルを大きく踏み込むと、エンジンとモーターがフル稼働する。追い越し時などに、力強い加速が得られるようにした。

また、「E-セーブ」モードも用意した。電気モーターの稼働を抑え、エンジンから電力を引き出す。これにより、バッテリー容量を節約することができる。燃費は複合モードで71.4km/リットル、CO2排出量は32g/km (WLTP計測)と環境性能に優れる。

運転中に、ピュアモードに切り替えるために、「Stop-and-Start」ボタンは、「EV」ボタンに変更された。機械ケーブルを持たない電気式シフトレバーの「eシフター」には、回生ブレーキを最大限に活用するための「ブレーキ」機能を採用している。

◆10.2インチのデジタルメータークラスター

インテリアは、初代よりも全長を110mm伸ばし、広いスペースやテクノロジーを備えた高品質なデザインを目指した。後席には、最大160mmの前後スライド機能が採用される。充電ケーブルは、トランク床下に収納でき、トランク容量を犠牲にしていない。ドライバーに向かってわずかに傾いた「スマートコックピット」レイアウトを採用する。ダッシュボード、ドアパネル、センターコンソールは、ソフトな素材で仕上げている。

10.2インチのデジタルメータークラスターとクラス最大サイズの9.3インチのルノー「EASY LINK」システムのマルチメディアディスプレイの2つの大型画面を備え、縦長のレイアウトとわずかに湾曲したスクリーンにより、使いやすさを追求した。

TFTメータークラスターには、バッテリー残量、充電時間、エネルギー回収などの各種情報を表示。矢印だけによるナビ表示「ターンバイターン」が行える。シフトレバー周辺には、スマートフォンのワイヤレス充電のためのパッドもレイアウトされている。

エクステリアは、「E-Tech Plug-in Hybrid」のロゴを、リアゲートとセンターピラーに装着した。車両の右側にある充電ソケットには、バッテリーの充電状態に知らせるライトがある。青は充電中、緑は充電完了、オレンジは待機中、赤は充電なし、となる。

記事提供:レスポンス

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