2021年07月30日 15:40

ヤマハ YZ125、17年ぶりのフルモデルチェンジ…YZシリーズ2022年モデル9機種発売へ

ヤマハ発動機は、17年ぶりのフルモデルチェンジとなる『YZ125』をはじめとする、市販モトクロッサー「YZシリーズ」2022年モデル9機種を10月28日より発売する。

2022年モデルは「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、7月30日から12月26日までの期間限定で予約の受付を行う。

◆YZ125、新エンジン搭載で戦闘力アップ

2022年モデルでは、エンジンの機能パーツ全てを一新した。シリンダーポートは、ポートタイミングや形状も最適化。新チャンバーの排気脈動効果が加わり、パワーデリバリー感や加速感が向上、出力も大幅にアップしている。さらに排気のタイミングをコントロールし全域でスムーズなトルク特性を引き出す「YPVS(ヤマハパワーバルブシステム)」もスペックを刷新して搭載した。

また、吸気方法をサイドカバー後方から直線的に外気を導入する後方ストレート吸気とすることで、高回転域での伸び感、優れたオーバーレブ特性を獲得した。加えて、新キャブレターや「3Dマップ制御CDIユニット」搭載のスロットルポジションセンサーの採用により良好なドライバビリティを達成。カーボン製リードバルブ「V-FORCE4」の採用やクランク室の最適設定によるパワーバンドの拡大、ハイパワーに呼応して歯幅を広げたトランスミッションギアなどにより、さまざまなコース状況に適応する。

専用アルミフレームは、新エンジンに合わせて懸架ブラケットを新作しバランスを調整した。リアフレームは、従来からの強度・剛性バランスをそのままに新気の吸気ダクト機能を持たせたシート懸架構造に変更。さらに新エンジンにあわせ、ブレーキも前後とも刷新。優れた制動力を発揮する。4ストロークYZ同様のKYB製サスペンション(前後)は、ショック吸収性はもちろん、旋回性、トラクションに貢献。特にフロントは、ごく低速での作動時から減衰力を発揮し、前後ピッチが少なく、しっとり落ち着いた減衰特性をもたらす。またシートは極力フラットな座面とし、タンク、シュラウド、サイドカバーの形状もライダーが動きやすい面構成とすることで、加速から制動・旋回時まで様々なシーンでのポジション/アクション自由度を広げた。

外観デザインのキーワードは、「YZのスピード感を表現する水平基調」「軽快感の視覚化」「進化した走行性能の視覚化」。ライダーの思うまましなやかに躍動する美しい造形と、技術進化によるパフォーマンス表現の融合を目指したデザインとした。

価格は73万7000円。モンスターエナジー ヤマハレーシングエディションは74万8000円。10月28日発売。

◆YZ450F/YZ250F、リアホイールハブやスプロケ&チェーンを軽量化

アルミ鋳造のリアホイールハブは、CAE(コンピューター支援設計)解析により必要な強度を確保しつつ、左右のフランジ部を含め全体を薄肉化し、2021年モデル比で約65g軽量化、ハブ単体では28g軽量化した。リアのスポークの編み方は、2021年モデルの2クロススポークから3クロススポークへと変更し、スポークのたわみを効果的に活かすことで衝撃吸収感とトラクション感を向上。軽量リアハブとの相乗効果により、優れた乗車感、接地感、軽い操舵感などに貢献する。なお、YZ250Fはリアにワイドリム&110mm幅タイヤを新たに採用。加速時、コーナリング時にて、優れたトラクションとショック吸収性をもたらす。

リアのスプロケットは、シャープな走行性に機能美を重ねるため形状を一新した。トポロジー解析(位相最適化)により、強度と軽量化を両立。ローター/アクスル部ともに強度を高めつつ2021年モデル比で39g軽くなっている。ドライブチェーンは、コンマ数ミリ単位でアウタープレートを薄肉化し2021年モデルで比73g軽量化。アウタープレートは、t2.0からt1.8に、ピン長は17.60mmから16.90mmに、アウターピンはΦ5.23からΦ5.08に変更。軽量化により、駆動力のロスを削減している。またリアホイールまわりの軽量化とのバランスを図るため、前後サスペンションのセッティングを変更。コーナー進入・脱出におけるトラクションの安定化に繋がっている。

価格はYZ450Fが107万8000円。YZ250Fは91万3000円、モンスターエナジー ヤマハレーシングエディションは92万4000円。10月28日発売。

◆YZ250、高出力化に貢献する後方ストレート吸気採用

2022年YZ125と同様、サイドカバー後方から直線的に外気を導入する後方ストレート吸気を採用。高回転域での伸び感、優れたオーバーレブ特性を獲得した。

4ストロークYZ同様の構造としたKYB製前後サスペンションは、減衰力特性を向上させ、ショック吸収性はもちろん、旋回性、トラクションを向上。フロントは、ごく低速での作動時から減衰力を発揮し、軽量ボディを活かしたセッティングにより、前後ピッチが少なく、しっとり落ち着いた減衰特性をもたらしている。

また、フロントのピストンを大径化し、ローターはパッドとの接触面を従来比で約30%拡大、ブレーキレバーは操作性を配慮しストロークを従来比で5mm増加し、優れた制動力と、良好な操作感を実現。リアはディスク形状の刷新で、制動力を維持したまま軽量化している。

価格は78万1000円。10月28日発売。

◆YZ85/YZ85LW、新作のシート&タンクで自由度アップ

2022年YZ125と同様、サイドカバー後方から直線的に外気を導入する後方ストレート吸気を採用。高回転域でのパワーフィーリングを向上した。ストレートでの走破感、シフトを維持したままでの爽快なトラクション感、加速感などに寄与する。

シートは、ヒップポジションを上げ、タンクキャップ位置を前側に移動し、スリムでフィット感があるフラットな面構成に仕上げた。また、シートの取り付けを座面後方部のボルト1本留め式とし、整備性を向上。シュラウド、サイドカバーも一新して、スリムで滑らかな面構成とすることで、ライダーの自由でスムーズな体重移動をサポートする。シュラウドは、左右同一幅のスリムなデザインで、シュラウドのスリム化と冷却性能を両立。その他、軽量アルミ製リアフレーム(着脱式)、剛性バランスの最適化を図ったリアアーム、リザーブタンク一体型マスターシリンダー(リア)などを採用した。

価格はYZ85が56万1000円、YZ85LWが57万2000円で11月30日発売。YZ65は49万5000円で10月28日発売。

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