スズキ GSX-S1000GT、国内発売決定…電子制御搭載のスポーツツアラー
スズキは、スポーツツアラーの大型二輪車『GSX-S1000GT』を日本市場に導入し、2月17日より販売を開始すると発表した。価格は159万5000円。
GSX-S1000GTは、ストリートバイク『GSX-S1000』をベースに、ツーリング性能を高めた新しいコンセプトのスポーツツアラーとして欧州をはじめ世界各国で販売を開始している。
国内向けモデルは欧州と同じ仕様、装備。電子制御システムS.I.R.S.(スズキ・インテリジェント・ライド・システム)を搭載する。走行経験のレベルだけでなく、路面の変化やライダーの好みに応じたパフォーマンス特性を最適化。ライディングに集中できるようS.I.R.S.がアシストすることで、ライダーの疲れを軽減し、走る楽しさをさらに感じることができる。
電子制御スロットルシステムは、街中からツーリング、タンデムライディングなど様々なシーンで、ライダーに忠実に応えるスロットルフィーリングを実現。優れたコントロール性を活用することで、SDMSの各モードを最適化する。双方向クイックシフトシステムでは、クラッチやスロットル操作不要で、滑らかでスピーディなシフトアップによる連続的な加速、スピーディかつスムーズなシフトダウンを実現。ギヤシフトを繰り返す状況でのクラッチレバーの操作回数を削減し、ライダーの疲労を大きく軽減する。スズキトラクションコントロールシステム(STCS)は、路面の状況やライダーの経験値などに合わせて、5段階(+OFFモード)からトラクションコントロールの介入レベルが選択可能。エンジン出力を効率よく路面に伝え、より快適なライディングを楽しむことができる。
GSX-S1000GTは、スロットル操作不要で設定速度を維持するクルーズコントロールシステムも新しく採用。2速以上で30km/hからの速度設定が可能。高速道路等での快適性を向上させた。さらに国内仕様専用装備としてツーリング時の利便性を高めるETC2.0車載器を標準装備。ディスプレイ内のインジケーターで動作状態の確認ができる。
また、スズキ初となるスマートフォン連携機能付の6.5インチ大画面フルカラーTFT液晶メーターを採用。ディスプレイをデイモード (白)とナイトモード (黒)に切り替えることで、時間や走行状況に関係なく、可視性を最大限に高める。さらに専用アプリ「SUZUKI mySPIN」をインストールしたスマートフォンと接続し、地図の表示や音楽の再生、電話の発着信などを可能とした。
スタイリングは、シャープでのびやかなラインによって軽快なスポーツ性能と空力性能を大胆なボディラインで表現。同時に小型LEDヘッドライトによる先鋭的なフロントフェイスなど、電子制御、スマートフォン接続など、新型GSX-S1000GTが持つ知性を視覚的に表現する洗練さを取り入れたデザインとした。また、タンデムライダーへ伝わる振動を軽減するタンデムシートの形状やクッション厚、グラブバーやタンデムステップを採用するなど、タンデムライダーへの快適性にもこだわったデザインとした。
パワーユニットは最高出力150ps/最大トルク105Nmを発生する水冷直列4気筒999ccエンジンを搭載する。低速域からでも使いやすいスムーズなトルク特性としながらも、高揚感のある加速性能を実現。軽量で剛性感のあるフレームに搭載することで、日常での扱いやすさとワインディングや高速道路などでの操縦安定性を両立させた。また、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制をクリアしながら、最高出力の向上を実現した。
長距離ツーリングにおける疲労低減のため、浮動式ハンドルやラバー付きフットレスト、専用グラブバーを採用し、ライダーとタンデムライダーに伝わるバイクからの振動を軽減した。加えて、ハンドルバーの幅を広げ、ハンドル位置をライダー側に近づけることで、よりツーリングに適したアップライトなライディングポジションを実現。また、空力性能を追求したスクリーンや専用設計のシートを採用し、ライダーの快適性を向上させた。
このほか、新型GSX-S1000GT専用開発品を含む豊富な純正用品を用意し、快適性、利便性の向上、バイクのカスタマイズを可能とした。
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