ドゥカティの新世代V2エンジン搭載! 新型『ハイパーモタード V2 SP』&『デザートX』9月12日発売へ
ドゥカティジャパンは、新世代890cc V型2気筒エンジンを搭載する新型『ハイパーモタード V2 SP』と、新型『デザートX』を9月12日より発売すると発表した。メーカー希望小売価格(消費税込み)はハイパーモタード V2 SPが249万円、デザートXが212万円。
新世代890cc V型2気筒エンジンにはインテーク可変バルブタイミングシステム(IVT)を採用し、低回転域から高回転域まで扱いやすい出力特性を実現。ユーロ5+規制にも適合している。
◆進化したファンバイク、新型ハイパーモタード V2 SP
新型ハイパーモタード V2 SPは、2005年のEICMAで発表されたプロトタイプから20年を経て再構築されたスーパーモタードモデル。「純粋なファンバイク」というコンセプトをさらに進化させた。先代「ハイパーモタード 950 SP」比で14kgの軽量化を実現し、車両重量は177kg(燃料除く)となった。
アルミニウム製モノコックフレームをこのモデル専用に開発し、エンジンを構造部材として活用しながらエアボックス機能も統合することで、大幅な軽量化とコンパクト化を達成した。
SPバージョンにはオーリンズ製フルアジャスタブルサスペンションを採用。フロントには48mm径倒立フォーク、リアにはモノショックを組み合わせる。ホイールはMotoGPマシン「Desmosedici GP」から着想を得た鍛造タイプで、標準仕様比1.5kgの軽量化を実現している。
タイヤはピレリ製ディアブロ・ロッソ4 コルサ(フロント120/70 ZR17、リア190/55 ZR17)を装着。ブレーキはフロントに320mm径セミフローティング・ダブルディスクとブレンボ製ラジアルマウントM50 4ピストンキャリパーを採用する。
最高出力は120.4ps(10750rpm)、最大トルクは94Nm(8250rpm)。ライディングモードはRace、Sport、Road、Wetの4種類を用意し、Raceモードではフルパワーの120psを解放する。
電子制御には6軸IMUを核とするパッケージを搭載。Ducati Traction Control(DTC)、Ducati Wheelie Control(DWC)、Engine Brake Control(EBC)、コーナリングABS、Ducati Quick Shift 2.0を統合制御する。コーナリングABSには「Slide by Brake」機能も採用した。
5インチTFTディスプレイはRoad、Road Pro、Trackの3種類の表示モードを備える。シート高は880mm。燃料タンク容量は12.5L。
デザイン面では、初代ハイパーモタードのビークデザインやダブルウィングタンクカバー、テール下のデュアルエグゾーストをモダンに再解釈。SPモデルには大胆なSPロゴの専用グラフィック、ホワイトホイール、カーボンファイバー製フロントフェンダーを採用し、初代ハイパーモタード 1100プロトタイプ誕生20周年を記念する「20」のグラフィックをサイドパネルに配置している。
日本市場ではハイパーモタード V2 SPを正規導入し、ハイパーモタード V2は特別オーダーでの取り扱いとなる。
◆シーンを選ばないアドベンチャー、新型デザートX
新型デザートXは、第二世代となるアドベンチャーモデルだ。シャシー、エルゴノミクス、車体構成を全面的に見直し、車両重量は206kg(燃料除く)を実現した。
新設計のアルミニウム製モノコックフレームはエアフィルターハウジングを構造の一部として統合し、軽量化とメンテナンス性向上を両立する。足まわりにはKYB製フルアジャスタブルサスペンションを採用。フロントフォークのストロークは230mm、リアショックは220mmで、新開発のリンケージシステムにより路面追従性を高めた。
最高出力は110.3ps(9000rpm)、最大トルクは92Nm(7000rpm)。ライディングモードはSport、Touring、Urban、Wet、Enduro、Rallyの6種類を用意する。Rallyモードでは110hpのフルパワーを解放し、電子制御の介入を最小限に抑える。
電子制御には6軸IMUを搭載し、コーナリングABS(4段階調整式)、DTC、DWC、EBC、Ducati Quick Shift 2.0を統合制御する。
タイヤはピレリ製スコーピオン・ラリー STRを装着(フロント90/90-21、リア150/70 R18)。ブレーキはフロントに305mm径セミフローティング・ダブルディスクとブレンボ製ラジアルマウント・モノブロック4ピストンキャリパー、リアに265mm径ディスクとブレンボ製2ピストンフローティング・キャリパーを採用する。
日本仕様にはローサスペンションキットを標準装備し、シート高を860mmに設定。燃料タンク容量は18リットルで、樹脂製タンクには交換式カバーを採用している。
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