2020年01月06日 13:00

ホンダ アフリカツイン 新型の“新トリコ”とグランプリレッドへのこだわり…女子デザイナー談

排気量が1100ccになったホンダの新型『アフリカツイン』。新しいカラーグラフィックを担当したのは、自らも従来型『CRF1000L アフリカツイン』に乗るアドベンチャー女子、桂川 碧さん(本田技研工業 二輪事業本部 ものづくりセンター デザイン開発部)。

開発に携わったご本人から、刷新した車体色についてお話しを聞くことができた。ちなみにカラーバリエーションは次の通り。

CRF1100L Africa Twin:グランプリレッド

CRF1100L Africa Twin Dual Clutch Transmission:グランプリレッド

CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES:パールグレアホワイト(トリコロール)、ダークネスブラックメタリック

CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission:パールグレアホワイト(トリコロール)、ダークネスブラックメタリック

◆“新しいトリコ”がテーマだった

----:カラーグラフィックスを決めていく上で大切にしたことは?

桂川さん:どの機種もそうだと思いますが、そのモデルの世界観を演出するってことがもっとも重要だと思っています。新型アフリカツインの機種コンセプトは、CRF1100L Africa Twinは「どこにも行ける」、Adventure Sportsでは「どこまでも行ける」と分けたので、カラーリングとしてもホンダのオフロードを象徴するレッドとトリコロールをはっきり分けて表現しました。

----:前者は道なき道へ誘うデザインで赤、後者は遥か遠くへ誘うデザインで、トリコロールですね。

桂川さん:はい、トリコロールはホンダの伝統を継承しつつ進化させたいと考え、“新しいトリコ”をテーマにトラディショナルなところとモダンを融合させました。

----:従来型のトリコと違う点は?

桂川さん:従来型は初代XRV650へのオマージュも込めて、横方向へ流れるグラフィックでしたが、新型はタンク容量が増えたにも関わらず引き締まって見えるよう縦に流れるグラフィックとしています。

----:Adventure Sportsではコーナリングライトを装着。顔が変わりましたね。

桂川さん:真っ正面から見たとき、従来型のトリコはシュラウドまで青が入って横へ流れていましたが、新型はシュラウドを白にし、縦長の印象を与えるようにしました。コーナリングライトが加わって大きいのですが、スリムに見えます。なので第一印象で「とっつきやすい」と感じていただけるのだと思います。

◆“強く”見せることをバランスさせたカラーグラフィックス

----:レッドはよりアグレシッブ。

桂川さん:レッドは今までもCRFカラーでやってきましたが、新型ではより赤を際立たせようと赤い部分の面積を増やしています。さらに、サブフレームを赤く塗装したり、赤とホワイトが隣接していた部分に黒を入れることによってより赤の存在感を強く見せるようにしています。

----:活き活きとした印象です。

桂川さん:どこへでも行けるというスポーティさ、軽さ、軽快感、俊敏さがありながら“強く”見せることをバランスさせたカラーグラフィックスになっています。

----:スケッチの段階からイメージしていたのはどちら?

桂川さん:どちらも並行して、日本のデザイン室と欧州のデザイナー、チームみんなでアイデアを出し合ってカラーグラフィックスは決まっていきました。

◆“True Adventure”の可能性を拡げる2つのモデル

新型アフリカツインはTrue Adventureの可能性を拡げる2つのモデルから成っている。容量18リットルのフューエルタンクで、さまざまなシチュエーションをダイナミックにエキサイティングに楽しみたいという冒険心に応えるのが、グランプリレッドのCRF1100L Africa Twin。

大容量24リットルフューエルタンクや5段階調整式大型スクリーン、コーナリングライト、チューブレスタイヤとチューブレスタイヤ用スポークホイール、アルミリアキャリア、ビッグスキッドプレート、電子制御サスペンションEERAを装備し、もっと遠くへ行きたい、もっとタフに過酷な挑戦をしたいという更なる冒険心に応えるモデルが、トリコロール、ダークネスブラックメタリックのCRF1100L Africa Twin Adventure Sportsとなっている。

どちらにするか選ぶとき、こうしてデザイン担当の話しをじっくり聞いてしまうと、装備面だけでなくカラーグラフィックスも重要となってくるではないか。

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