2022年03月14日 09:55

日本人なら誰もが乗りやすい!マウンテンライドを楽しめる、パナソニックの最新eバイク『ゼオルト M5』を試す

自転車乗りにとってパナソニックは、ロードバイクやタイヤなどをリリースする自転車のブランドとしておなじみ。そんなパナソニックが「eバイク」(電動アシスト自転車)の新ブランド「XEALT(ゼオルト)」を発表。その第一弾のモデルとしてマウンテンバイクタイプの『ゼオルト M5』がリリースされた。

誰でも取り扱いしやすいフレーム設計

ゼオルト M5はマウンテンバイクタイプのeバイク(以下eMTB)。マウンテンライドを楽しめる機能のほか、誰でも取り扱いしやすいフレーム設計が特徴となっている。

eMTB的な機能としては、SHIMANO SLXグレードの油圧ディスクブレーキやフロントサスペンションなどを装備。さらにサドルが取り付けられているシートポストはドロッパーシートポストを採用。これはレバー操作でサドル高が簡単に上下でき、近ごろのマウンテンバイクのトレンドとなっているもの。ギアは幅広く使えてトラブルが少ないフロント1×リア12速で、こちらも流行のスタイルだ。

もうひとつの特徴はアルミで成形されたフレーム。トップチューブ(フレームの上部)を低くした形状にしたことで小柄な日本人でもまたがりやすくなっている。フレームサイズは360mm、420mmの2種類をラインナップし、特に360mmサイズの適応身長は157cm〜170cmとあって、性別問わず幅広いライダーに対応する。

サスペンションはフロントのみにセット。150mmトラベルのため、本格的なマウンテンライドにも対応する。後輪のギアは上りも下りも広く使用できる12速を採用。さらに前後に油圧ディスクブレーキをセットし、悪天候時にも高い制動力を発揮する。

リアのディレイラーはミドルグレードのSHIMANO製DEOREをセット。スムーズでストレスのないシフティングを提供してくれる。

ホイールは、さまざまなマウンテンバイクで主流となっている27.5インチサイズを採用。タイヤサイズは2.4インチと極太でグリップしやすくコントロールしやすいものをセットしている。

さて気になるのがeバイクの乗り味を決めるドライブユニット。ゼオルト M5には欧州ですでに評価を得ていた「GXドライブユニット」を国内ではじめて搭載している。最大トルクは90Nmというトルクをもちながら、航続距離が約135kmというバッテリーの保ちがいい組み合わせ。

そんな大容量のバッテリーはダウンチューブ下に違和感なく収まるようにデザインされている。金属製のカバーで保護され、タフな状況のライドでも安心。

しっかりと“スポーツ”ができる自然な乗り味

実際に乗ってみると、強力なアシスト力が感じられる乗り味だった。強力といってもぐいぐいと引っ張られるようなものではなく、かなり自然な感じ。開発担当者によると「ママチャリのアシストとは違って、このバイクはペダルを止めるとアシストがカットされる」ようなプログラムがなされているという。踏み込んだ時にのみパワーがかかるので、後ろから押されているのではなく、まるで自分の脚力が上がり速くなったような感じがあった。また踏み込んですぐにグッとパワーがかかるのではなく、じわっと効いてくるところがかなり自然な乗り味だった。

自然でパワフルなアシストが特徴のゼオルト M5だが、その機能の中で面白いのがハンドル上のディスプレイをナビとして使用できるところ。マップアプリのkomoot(クムート)をダウンロードしたスマホとBluetooth接続すれば、スマホを取り出さなくてもルートを指示してくれる。komootはトレランなどのアウトドアスポーツでも使われる地図アプリなので、市街地だけではなく山のルート案内にも強い。

最長で約135kmもつバッテリー、パワフルなモーター、フロントサスペンションなどの走りの機能に加え、バッテリー給電式のLEDライト、スタンド、ナビ機能など街乗りでもありがたい機能もプラス。今回はオンロードの試乗コースのみのテストだったが、オフロードやロングツーリングなどさまざまな場所で走ってみたいと思わされるバイクだった。

「ゼオルト M5」は4月8日発売予定。価格は44万2000円。

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