2025年12月17日　18:00

Dynabook、ユーザーがバッテリー交換可能「Copilot+ PC」準拠14型軽量モバイルノート3モデル

Dynabookは「Copilot+ PC」準拠のモバイルノートパソコン「dynabook XP9」「dynabook XP6」「dynabook XD5」の3モデルを発表。12月19日に発売する。

「dynabook XP9」

いずれの製品もマイクロソフトの「Copilot+ PC」に準拠し、高いAI処理性能を持つ14.0型ディスプレイのモバイルノートPC。ユーザー自身がバッテリーを交換できる「セルフ交換バッテリー」構造を採用している。さらに放熱技術や筐体設計を組み合わせた独自技術「エンパワーテクノロジー」を搭載し、CPU負荷が高い状態でもパフォーマンスを安定維持するという。また、ローカル生成チャットボット「dynabook AI アシスタント」など独自のAI機能を搭載し、ユーザーの利便性を高めたという。

■「dynabook XP9・XP6」

「dynabook XP9」

インテル Core Ultra プロセッサー（シリーズ2）を搭載し、高いAI処理性能を備えたプレミアムモデル。AIがオンライン会議を検知して消費電力を抑制する「AIパワーオプティマイズ」や、覗き見を検知して警告・画面オフを行う「AIプライバシーアシスト」、さらに非接触でアプリを操作できる「AIハンドコントロール」などの機能を備える。

厚さ約18.7～18.9mmで重さ約958gの薄型・軽量ボディで機動力にすぐれ、MIL規格準拠の耐久テスト9項目をクリアする堅ろう設計となっている。無線通信機能は「Wi-Fi 7」に対応し、バッテリー駆動時間は動画再生時で約15時間、アイドル時で約30時間。インターフェイスは、Thunderbolt 4（USB4 Type-C、PD対応）×2、USB 3.2（Gen1）Type-A×2、有線LAN×1、HDMI出力×1などを装備する。また、キーボードには「Copilotキー」を搭載。OSは「Windows 11 Home」。本体サイズは約312.4（幅）×222.5（奥行）×18.7～18.9（高さ）mm。カラーはダークテックブルー。「Microsoft 365 Personal（24か月版）」と「Microsoft Office Home ＆ Business 2024」が付属する。

「dynabook XP9」は、CPUにインテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V（47TOPS）を採用し、メモリーは32GB、ストレージは1TB SSDを搭載する。

「dynabook XP6」は、CPUにインテル Core Ultra 5 プロセッサー 226V（40TOPS）を採用し、メモリーは16GB、ストレージは512GB SSDを搭載する。

市場想定価格は「dynabook XP9」が29万円台半ば、「dynabook XP6」が25万円台前半。

■「dynabook XD5」

「dynabook XD5」

シリーズで初めてQualcommの「Snapdragon X Plus X1P-42-100（45TOPS）」を採用し、メモリーは16GB、ストレージは512GB SSD。約974gと軽量で、MIL規格に準拠したテストも実施予定。無線通信機能は「Wi-Fi 7」に対応し、バッテリー駆動時間は動画再生時で約16時間、アイドル時で約28時間を実現した。

インターフェイスは、USB4 Type-C（PD対応）×2、USB 3.2（Gen1）Type-A×2、有線LAN×1、HDMI出力×1などを装備する。また、キーボードには「Copilotキー」を搭載。OSは「Windows 11 Home」。本体サイズは約312.4（幅）×222.5（奥行）×18.7～18.9（高さ）mm。カラーはダークテックブルー。「Microsoft 365 Personal（24か月版）」と「Microsoft Office Home ＆ Business 2024」が付属する。

市場想定価格は24万円台前半。