2013年02月28日　16:10

HP、シースルースキャン対応のA4複合機「ENVY120」

日本ヒューレット・パッカードは、インクジェット複合機「HP ENVY」シリーズの新モデル「ENVY120」を発表。3月14日より発売する。

高さ約10cmのフラットなフォルムのA4インクジェット複合機。個人向けのインクジェット複合機としては最大サイズ（2013年2月末現在、同社調べ）となる4.33型カラータッチ液晶を搭載している。また、スキャンする面を上にして原稿を置き、ガラス越しにスキャンする面を確認しながら、ガラス製のトップカバーに内蔵された走査部でデータを読み取るという、新発想の「シースルースキャン」を採用。原稿の置き間違いや、位置ズレなどによるミスプリント、ミススキャンを防げるほか、原稿の置き忘れを防ぐことができる。

機能面では、ルーターやアクセスポイントがない環境でも、タブレットやスマートフォンなど無線LAN対応端末からプリントやスキャンが行える「ワイヤレスダイレクト」機能を搭載。スキャナーで読み込んだデータ（JPEGまたはPDF）を、PCを介さずに直接メール送信できる「スキャンto電子メール」機能も備える。

さらに、新たに自動給紙トレイを採用。本体に取り出し（Eject）ボタンを付けることで、ボタンを押すと自動的に前面のタッチパネル部分が開き給紙トレイが前面に出ることで、給紙が容易に行えるようになっている。

このほか、印刷速度（ISO）は、モノクロが約7枚/分、カラーが約4枚/分。インクは4色で、顔料系のブラックと染料系のCMY（インクヘッド3色一体型）となる。接続インターフェイスは、USB 2.0と無線LAN（IEEE802.11b/g/n）に対応。給紙容量は最大80枚（A4普通紙）。本体サイズは427（幅）×102（高さ）×336（奥行）mm、重量は7.25kg。

直販価格は26,880円。