2014年10月14日　15:11

エレコム、ネットワークTVの無線化ができる無線LAN中継器2機種

エレコムは、ACアダプター方式の無線LANアクセスポイント「WRC-733FEBK-R」と「WRC-300FEBK-R」を発表。11月上旬より発売する。

いずれも、無線LANルーターとパソコン、スマートフォンなどの端末との間に設置することで、Wi-Fiの利用範囲を拡大することができる無線LAN中継器。最大で本製品2台を使った中継が可能で、さらに遠くへ電波を届けることも可能。ネットワークテレビなどの有線LANポート搭載機器に接続することで、有線LAN機器を無線化し、ワイヤレスでインターネットに接続することができる。

また、ACアダプターを使用するタイプとなっており、家庭用ACコンセントの位置を気にせず設置可能。幅約107mmのコンパクトサイズで、スペースに余裕のない場所でも設置ができる。

さらに、無線LANルーターとの接続設定は、同製品と無線LANルーターそれぞれのWPSボタンを押すだけで完了する。暗号化方式は信頼性の高いWPA2-PSK（AES）に対応しているほか、ユニバーサルリピータ方式を採用しており、他社製Wi-Fiルーターとの組み合わせにも対応。このほか、端末をウイルスから保護したり、紛失・盗難時に情報漏えいを防いだりできるセキュリティアプリ「イカロスモバイルセキュリティ」90日特別体験版が付属する。

「WRC-733FEBK-R」は、「IEEE802.11ac」に対応し、最大433Mbps（理論値）の高速Wi-Fi通信が可能。電波干渉にも強く、従来規格の300Mbpsと比較して約1.4倍の速さで使用できる。また、2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドに対応し、SSIDを切り替えて中継することが可能だ。

「WRC-300FEBK-R」は幅広い機器で利用可能な「IEEE802.11n/g/b」に対応し、最大300Mbps（理論値）の高速Wi-Fi通信が可能。親機のみでは電波が不安定だった場合でも、快適に通信ができる。

本体サイズはいずれも107（幅）×25（高さ）×72（奥行）mm。重量は約86g。

価格は、「WRC-733FEBK-R」が7,603円、「WRC-300FEBK-R」が5,529円。

エレコム