2012年11月08日　14:00

コレガ、300Mbpsに対応した無線LAN USBアダプター

コレガは、無線LAN USBアダプターの新モデルとして、環境に配慮した「E-corega」シリーズの簡易パッケージモデル「CG-WLUSB300NS-W」と、通常パッケージモデル「CG-WLUSB300NS」の2機種を発表。11月中旬より発売する。

理論値300Mbpsの高速通信を実現したIEEE802.11n/g/b規格対応の無線LAN USBアダプター。2つの通信帯域を束ねて使用することで、従来比2倍の通信速度を実現する「ダブルチャンネル機能」を搭載。コンパクトなボディながら、送信と受信にそれぞれ2つのアンテナを備えており、データを分割して送受信を同時に行うことで、従来のIEEE802.11g/bに比べて、高速で広域な通信を可能にしている。また、壁や障害物により電波が届きかった場所でも、正常な電波と乱反射した複数の電波を合成処理して活用することで、安定した通信を実現する。

さらに、クライアント（子機）モードにより、ノートパソコンやデスクトップパソコンの無線LAN子機としての利用や、アクセスポイント（親機）モードにより、ゲーム機器やスマートフォンと接続して幅広いネットワークを構築することもできる。

簡易パッケージモデルの「CG-WLUSB300NS-W」は、製品をシンプルな無地茶箱で梱包し、CD-ROMなどの付属品を同梱させないことで、環境への配慮と低価格化を図った。ユーティリティやドライバーなどの関連ソフトウェアは、ホームページから無償でダウンロードすることができる。

このほか、対応OSはWindows 7/Vista/XP。セキュリティ機能はSSID、WEP、WPA-PSK、WPA2-PSK、TKIP/AESを搭載。電源の供給はUSBバスパワー方式となる。本体サイズは17（幅）×34（高さ）×7.2（奥行）mm、重量は4.1g（本体のみ）。

価格は「CG-WLUSB300NS-W」がオープン。「CG-WLUSB300NS」が2,205円。