2015年07月13日　16:47

ブラザー、東京大学と共同研究した解像度720pの「エアスカウター」

ブラザー販売は、ヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter（エアスカウター）」の新モデル2機種を発表。業務モデル「WD-200A」を7月下旬より、医療モデル「WD-250A」を10月下旬より発売する。

東京大学との共同研究によって、画像の見やすさや自然な装着感など、さまざまな改良を施したというヘッドマウントディスプレイ。具体的には、独自の光学設計で明るくシャープな720p（1280×720ドット）の高品質な液晶パネルを搭載。映し出す映像の奥行きを30cmから5mまで、自在に合わせられる焦点距離調整機能も備えており、目の疲れを低減するという。

また、独自のヘッドバンドによって、ずれにくく、自然な装着感を実現。眼鏡をかけている場合も、裸眼と同じような装着感を得られるという。また、自在に操作できるフレキシブルアームを採用し、作業姿勢に合わせて最適なポジションにディスプレイを固定できるとのことだ。

このほか、映像インターフェイスにはHDMI端子を装備。さらに、医療モデル「WD-250A」限定として、HDMIに加えて、医療用映像機器などへの汎用性が高いビデオ端子を搭載するほか、IEC-60601-1準拠のACアダプターに対応する。

ヘッドディスプレイ一式のサイズは182.9（幅）×266（高さ）×28.8（奥行）mm、重量は約145g（ケーブル含む）。コントロールボックスのサイズは84（幅）×115（高さ）×28.8（奥行）mm、重量は約190g（WD-200A）/約200g（WD-250A）。

価格はいずれもオープン。

ブラザー