2010年11月24日　18:03

三菱電機、VAパネル採用の27型液晶ディスプレイ

三菱電機は、液晶ディスプレイの新モデル「Diamondcrysta WIDE RDT271WV（BK）」を11月より発売する。

引き締まった黒を表現できるVAパネル（ハーフグレア）を採用した27型ワイド液晶ディスプレイ。LEDバックライトを採用し、同社従来モデル「RDT271WM」と比べて約10%電力を削減した消費電力61Wを実現している。

画質面では、超解像技術「ギガクリア・エンジン」を搭載しており、くっきりした解像感だけでなく、コントラストや階調の向上、ノイズ低減などを実現。また、超解像設定は解像度や好みに応じて0%（オフ）～100%の10段階から選択可能だ。OSDメニューやリモコンで、表示するメディアやコンテンツに応じて、見やすい解像度を簡単に設定することができる。

このほか、応答速度の切り替えができる「オートドライブチェンジャー」を搭載。コンテンツに合わせて、オフ、1（10.5ms[GTG]）、2（6.5ms[GTG]）の3段階で切り替え可能だ。また、コンテンツに適した画質を、静止画、動画ごとに設定することが可能。超解像設定や、ダイナミックコントラストなどをまとめて設定し、見やすく美しい画質を実現する。なお、リモコン操作でモード切り替えがダイレクトにできるほか、通常使わない画質モードをスキップする設定も可能だ。

主な仕様は、解像度が1920×1080ドット、視野角が上下左右178度（コントラスト比10）、応答速度が6.5ms（GTG）、輝度（標準値）が300カンデラ、コントラスト比が25000:1（CRO非動作時3000:1）。スピーカーは3W＋3W（ステレオ）となる。インターフェイスは、DVI-D×1、HDMI×2、アナログRGB×1。

価格はオープン。