2012年01月10日　16:55

サムスン、LEDバックライト搭載の液晶ディスプレイ20機種

日本サムスンは、液晶ディスプレイの新モデルとして、B2B向け4シリーズ6機種と、B2C向け7シリーズ14機種の計20機種を発表。1月下旬より順次発売する。

いずれも、LEDバックライトを搭載したモデル。従来のCCFL（蛍光管）モデルと比べ低消費電力を実現したほか、軽量でスリムなボディを採用。また、ダイナミックコントラスト比500万：1を実現している。

■B2B向け4シリーズ6機種

「SA850」シリーズは、24型ワイド「S24A850DW」と27型ワイド「S27A850D」の2機種をラインアップ。新液晶駆動方式のPLSパネルを採用し、上下左右ともに178度の広視野角を実現している。また、類似特性を持つIPSパネルよりも透過率が高いため、低電力で同等輝度を再現することが可能となっており、省エネ性能にもすぐれている。解像度は、24型ワイド「S24A850DW」が1920×1200ドット、27型ワイド「S27A850D」が2560×1440ドット。

「SA650」シリーズは、24ワイド「S24A650D」と27型ワイド「S27A650D」の2機種をラインアップ。液晶はMVAパネルを採用。視野角は、上下左右で178度の広視野角を実現している。解像度は、24型ワイド「S24A850DW」、27型ワイド「S27A850D」ともに1920×1080ドット。

このほか、「SA450」シリーズは、19型スクエア液晶を採用した「S19A450BR」をラインアップ。解像度は、1280×1024ドットとなる。「SB150」シリーズは、18.5型ワイド液晶を採用した「S19B150N」をラインアップ。解像度は、1366×768ドットとなる。

■B2C向け7シリーズ14機種

「SB750V」シリーズは、24型ワイド液晶を採用した「S24B750V」をラインアップ。「GALAXY S II」や「GALAXY SII LTE」などが対応したMHL（Mobile High-Definition Link）端子を搭載し、スマートフォンにダウンロードした音楽や映画、ゲームをMHLケーブル1本でディスプレイと接続して視聴することが可能だ。さらに、映像をディスプレイに表示しながら同時にスマートフォンへの充電を行うことができる。解像度は、1920×1080ドット。

「SB550V」シリーズは、23型ワイド液晶を採用した「S23B550V」をラインアップ。MHL端子を搭載し、対応スマートフォンを接続することが可能だ。解像度は、1920×1080ドット。

「SA700D」シリーズは、23型ワイド液晶を採用した「S23A700D」をラインアップ。120Hz対応の「3D Hyper Real Engine」を搭載した3D立体視対応モデルで、3D立体視にはアクティブシャッター方式を採用する。解像度は、1920×1080ドット。

「SA350T」シリーズは、24型ワイド液晶を採用した「S24A350T」をラインアップ。液晶はMVAパネルを採用。視野角は、上下左右で178度の広視野角を実現している。解像度は、1920×1080ドット。

このほか、応答速度2msベーシックモデル「SB350H」シリーズの21.5型ワイド「S22B350H」、23型ワイド「S23B350H」、27型ワイド「S27B350H」の3機種、HDMI-DVIの変換ケーブルが付属したエントリーモデル「SB300H」シリーズの21.5型ワイド「S22B300H」、23型ワイド「S23B300H」、24型ワイド「S24B300H」の3機種、エントリーモデル「SB300B」シリーズの20型ワイド「S20B300B」、21.5型ワイド「S22B300B」、23型ワイド「S23B300B」、24型ワイド「S24B300B」の4機種をラインアップする。

価格はいずれもオープン。