2013年03月22日　18:10

LG、昇降スタンド装備の29型ウルトラワイド液晶「29EB93-P」

LGエレクトロニクスジャパンは、シネスコサイズの表示に対応した29型ウルトラワイド液晶ディスプレイ「29EB93-P」を発表。4月上旬より順次発売する。

アスペクト比が21:9のシネスコサイズ映像にも対応した29型ウルトラワイド液晶（2560×1080ドット）ディスプレイ。2012年12月に発売した「29EA93-P」に、高さや角度調整が可能な昇降スタンドを備えたモデルとなる。上20度～下5度までのチルト調整や、高さ調整が可能になっており、より見やすい角度で映像を楽しむことが可能だ。本体には狭額縁設計の「CINEMA SCREEN」を採用。左右と上部のべゼル幅は1.2mm、下部のべゼル幅は18.1mmとなっており、フレーム幅をスリムにすることで、映像視聴時の没入感を高めている。

液晶パネルには、垂直/水平178度の広視野角「AH-IPSパネル」を採用。光の透過率を高めるのとともに、バックライトにLEDを内蔵することことで、消費電力も低減した。色域はsRGBカバー率で100%を実現。高性能プリンターやデジタル一眼レフカメラなど、sRGBの色域に対応した入力機器の色再現性を高めている。また、モニターの正確なカラーマネジメントを行えるようにするキャリブレーションソフト「True Color Finder」も付属した。

機能面では、画面を最大4つまで分割して表示できる「4-Screen Split」機能を搭載。表示エリアごとに、異なるアプリケーションを割り当てることも可能だ。スマートフォンの画面を表示できる「MHL」にも対応した。また、豊富なインターフェイスを備えているのも特徴で、パソコンとブルーレイプレーヤーなど、2つの機器を接続して、2画面を同時に表示させることも可能だ。さらに、出力が7W＋7Wのステレオスピーカーを内蔵。本体背面には、100×100mmのVESA規格に準拠したマウントも備えた。

そのほかの主な仕様は、輝度が300カンデラ、コントラスト比が500万:1（DFCオフ1000:1）、応答速度が5ms（Gray to Gray）。消費電力は通常動作時で48W、オフ・待機時で0.5W以下。インターフェイスは、DVI-D（Dual-Link）×1、HDMI×2（MHL×1）、Display Port×1、USB 3.0ハブ（Up×1/Down×3）、オーディオ入力×1、ヘッドホン×1を装備。本体サイズは699.7（幅）×395.3（高さ）×225（奥行）mm（スタンド含む）、重量は6.8kg（スタンド含む）。ボディカラーはブラック。

価格はオープン。

LGエレクトロニクス