2013年09月25日　15:18

ソニー、128GBでアルミ削り出しのハイレゾウォークマン最上位機種「NW-ZX1」

ソニーは、Androidを搭載したウォークマンのフラッグシップモデル「NW-ZX1」を発表。12月7日より発売する。

4.0型WVGA液晶（854×480ドット）を搭載したハイレゾウォークマンのフラッグシップモデル。Android 4.1を搭載し、ストレージに128GBメモリーを内蔵。最大192kHz/24bitのハイレゾ音源（FLAC、リニアPCM、Apple Losslessフォーマット）の再生に対応した「F880」シリーズをベースにしながら、音質を高めるためにボディ素材や回路などを強化しているのが特徴だ。

ボディは、アルミの塊から削り出したフレームを採用し、高剛性を実現。円筒形の真鍮切削パーツで包み込んだヘッドホンジャックにすることで、不要な振動を抑えている。

内部回路では、電源部分の電池との接続に低い抵抗のケーブルと保護回路を採用し、力強い低音や、瞬発力のある中高音での音楽再生を実現。ヘッドホン駆動電源には、大型コンデンサー（OS-COM）を採用し、ノイズを極小化。クリアなボーカルと、力強い中低音を再現する。

D/Aコンバーターには専用のクロック発信器を搭載し、ひずみやノイズを抑制。信号回路には、デジタルアンプの不要なノイズを取り除く「フィルムコンデンサ」を採用する。

このほか、「F880」シリーズと同様の4つの独立電源を搭載してドライブ能力とステレオ感を強化したデジタルアンプ「S-Master HX」や、圧縮音源を最大192kHz/24bit相当のハイレゾ音源並みに再現する「DSEE HX」を搭載する。なお、「F880」シリーズが搭載している、デジタルノイズキャンセリング機能とFMラジオ機能は、ノイズ発生源となるため非搭載となる。

再生可能なフォーマットは、MP3、WMA、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、リニアPCM（WAV）、AAC、HE-AAC、FLAC、Apple Lossless、AIFF。

本体サイズは60.7（幅）×122.8（高さ）×15.3（奥行）mm。重量は139g。バッテリー駆動時間は、音楽再生（MP3 128kbps再生時）が32時間。ボディカラーはシルバー。

市場想定価格は75,000円前後。

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SONY

NW-ZX1 [128GB]

ハイレゾに対応したウォークマンのフラッグシップモデル

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