FiiO、AK4499EQ×2基を装備したフラッグシップDAP「M15」

エミライは、FiiO Electronics製のデジタルオーディオプレーヤー「M15 FIO-M15-B」を発表。3月17日午前10時より順次予約受付を開始し、3月27日より発売する。

旭化成エレクトロニクス初という電流出力方式フラッグシップDACチップ「AK4499EQ」を2基、左右独立構成で搭載したモデル。「さらなる低ノイズ・低歪と高出力を両立させた」という点が特徴だ。

また、デジタルオーディオプレーヤーとして、384kHz/32bit PCMならびにDSD256（11.2MHz DSD）に対応。XMOS XUF208 USBチップを採用し、USB DACとして、768kHz/32bit PCMならびにDSD512（22MHz DSD）をサポートする。

加えて、独立した2系統の日本電波工業製超高精度水晶発振器を装備し、ジッターを極限まで抑制する新クロックシステムを採用。ヘッドホンアンプ部は、2.5mm/3.5mm/4.4mmヘッドホン出力が可能な完全バランス設計を施した。高感度IEMから低能率ヘッドホンまで、アンプ部を最適化する「アクティブ・サーボパワー・テクノロジー」も備える。

このほか、ディスプレイが10点タッチ対応の5.15型（1440×720ドット）。ストレージは52GB（ユーザー使用可能領域）で、外部記録媒体はmicroSDメモリーカード（最大2TB）をサポートする。バッテリー容量は7490mAh で、連続再生時間は3.5mmヘッドホン出力時が15時間、2.5mm/4.4mmバランス出力時が9時間だ。

本体サイズは75（幅）×134（高さ）×18（奥行）mm、重量は307g。ボディカラーはBlack。

市場想定価格は149,000円前後（税別）。