2013年04月18日　11:10

ひかりTV、Android 4.0をベースした性能10倍の新チューナー

NTTぷららは、映像配信サービス「ひかりTV」において、スマートテレビ対応の新チューナー「ST-3200」を発表。6月3日より提供を開始する。

Android 4.0をベースに設計したひかりTVチューナー。従来のひかりTVチューナーと比較し、約10倍の高いハードウェア性能を備え、ユーザインターフェースの操作性向上や高機能レコーダー機能などを実現している。サービスについては、従来の「ひかりTV」で提供するサービス（ビデオサービス、テレビサービス、カラオケ、ショッピング、ミュージック、ブック）に加えて、国内初となるテレビ向けクラウドゲーム「ひかりTVゲーム」への対応や、さまざまなアプリを楽しめる「ひかりTVアプリ」などが新たに提供される。

「ひかりTVゲーム」では、｢プロ野球スピリッツ LIVING MANAGER」（KONAMI提供）をはじめ、スポーツゲームやパーティーゲームなど、一人でも家族でも楽しめる約50タイトル（サービス開始時は約30タイトルを予定）のゲームを、月額525円で提供する。

「ひかりTVアプリ」は、サービス開始当初、約50タイトルのアプリが無料で提供される。スマートフォンで人気のアプリのほか、ひかりTVの映像サービスと連携したオリジナルのアプリを開発・提供し、今後、さまざまなジャンルのアプリを順次拡充していくという。

ユーザインターフェースでは、応答速度の向上と使いやすさを追求し、コンテンツの情報が見えるアイコン「フリックパネル」はひと目でコンテンツを選択しやすく、動きも滑らかにしている。また、ユーザー自身で自由にレイアウトできる先進的なユーザインターフェースを実現。さらに、リモコンを従来の赤外線方式から、リモコンの反応性が高い無線方式（感圧式センサー搭載）にすることで、高速で快適な操作を可能にしている。

録画機能では、トリプルチューナーを内蔵し、視聴しながらの2番組同時録画に対応。DLNA/DTCP-IP規格を利用し、スマートフォンおよびタブレットでテレビ番組を視聴（録画視聴、放送同時視聴、録画持ち出し視聴）することもできる。

このほか、チューナー本体にNFC（Near Field Communication）連係タグを搭載し、スマートフォンとの連係に対応。インターフェイスは、HDMI、アナログ出力、光デジタル音声出力、USB 2.0×2、SDメモリーカードスロット×1を装備。本体サイズは257（幅）×40（高さ）×182（奥行）mm。重量は約700g。無線式リモコンが付属する。

新チューナー「ST-3200」の提供価格は、初期費用が1,050円、チューナーレンタル料金が月額525円。

ニュースリリース