2025年04月03日　14:30

JBL、音質・デザイン・機能を強化した大人気Bluetoothスピーカーの後継モデル「Flip 7」「Charge 6」

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのポータブルBluetoothスピーカー「Flip」シリーズの最新モデル「Flip 7」と、「Charge」シリーズの最新モデル「Charge 6」を発表した。「Flip 7」は4月10日、「Charge 6」は4月24日に発売となる。

JBL「Flip 7」「Charge」

「Flip 7」は、500mlペットボトルサイズのスリムなBluetoothスピーカー「Flip」シリーズの最新モデル。本体の防塵・防水性能が「Flip 6」のIP67からIP68へと強化されたほか、「PushLockシステム」と呼ばれる独自のストラップ機構を採用し、付属のカラビナやストラップをワンプッシュで取り付け・交換できるようになった。

音質に関しては、「Flip 6」からウーハーユニットを改良したほか、アンプ部も30Wから35Wへとパワーアップ。さらに、AIを用いて入力された楽曲信号を元にスピーカーの振幅をリアルタイムで最適化する「AI Sound Boost」を新たに搭載し、スピーカーの能力を最大限に引き出すことで、ダイナミックレンジをフルに活用したパワフルかつクリアなサウンドを実現したという。

JBL「Flip 7」

「PushLockシステム」と呼ばれる独自のストラップ機構を採用し、付属のカラビナやストラップをワンプッシュで取り付け・交換可能

付属のストラップとカラビナ

防塵・防水性能はIP68等級で、水辺でも安心して使用できる

「Charge 6」は、モバイルバッテリーとしても使用できる「Charge」シリーズの最新モデル。本体の防塵・防水性能が「Charge 5」のIP67からIP68へと強化され、用途に応じて使い分けられるデタッチャブル・ストラップを新たに採用した。音質面では、ウーハーユニットを改良したほか、「Flip 7」同様、「AI Sound Boost」を搭載し、「Charge 5」に比べて10%深い低域再生を実現したという。

JBL「Charge 6」

用途に応じて使い分けられるデタッチャブル・ストラップを新たに採用

壁掛けなど、さまざまな使い方ができる

両モデルとも機能面はほぼ共通で、USB-C経由で最大48kHz/24bitまでのロスレスオーディオ再生に新たに対応。2024年に発売された「Go 4」や「Clip 5」同様、Bluetooth LE Audioをサポートしており、複数のデバイスに同時配信・再生できるAuracast機能を用いたマルチ接続再生も利用できるようになっている。再生音楽の周波数帯域ごとのバランスを調整することでバッテリー消費を抑えて音楽再生時間を延ばす「プレイタイムブースト」も搭載。

本体サイズは、「Flip 7」が182.5（幅）×69.5（高さ）×71.5（奥行）mm、「Charge 6」が228.8（幅）×98.5（高さ）×94.0（奥行）mm。重量は、「Flip 7」が約0.56kg、「Charge 6」が約0.99kg（ストラップ使用時）。連続再生時間は、「Flip 7」が約14時間（プレイタイムブースト機能ON時は約16時間）、「Charge 6」が約24時間（プレイタイムブースト機能ON時は約28時間）。

カラーバリエーションは2024年に発売された「Go 4」や「Clip 5」と共通で、スウォッシュピンク、ウィンブルドングリーン、ファンキーブラック、ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、スクワッド、パープルの全9色をラインアップ。なお、パープルのみJBL公式ストアのみの取り扱いとなっている。