2021年06月25日　11:18

マイクロソフトが「Windows 11」を正式発表、2021年後半から提供へ

米マイクロソフトは現地時間6月24日11時（日本時間6月25日0時）、「次世代のWindows」に関する情報を公開。新OSとして「Windows 11」を正式発表した。

「Windows 11」は、2021年後半からリリースする予定。あわせて、「Windows 11」搭載パソコンも2021年後半から発売される構えだ。

「Windows 11」では、デスクトップ画面やスタートメニューをはじめとした、ユーザーインターフェイスを刷新。デスクトップ画面では、スナップレイアウトのようなツールなどを利用して、「使いたいアプリへのアクセスやマルチタスクをサポートする」と同社では説明する。

また、興味のあるニュースやエンターテイメント情報をすぐに確認できるという、ウィジェット機能も搭載。アプリストア「Microsoft Store」も刷新する予定だ。

加えて、「Windows 11」では、Androidアプリを実行できるとのこと。「ユーザーは2021年後半より、Microsoft StoreでAndroidアプリを見つけて、Amazon Appstoreからダウンロードできるようになる」とアナウンスしている。

なお、最新版の「Windows 10」を実行し、ハードウェア仕様の最小要件を満たしているパソコンに対しては、「Windows 11」アップグレードを実施する。「アップグレードのロールアウト計画は現在策定の最終段階」としながらも、2021年後半に開始し、2022年にかけて行う予定とのことだ（デバイスによって具体的なタイミングは異なる）。

同社が発表した、システム最小要件は以下のとおり。使用するパソコンが「Windows 11」を動作するために必要な要件を満たしているかどうかは、同社が提供する「チェックアプリ」で確認できるという。互換性を確認できれば、提供時に無料でアップグレードができるとのことだ。

・プロセッサー：1GHz以上で2コア以上の64bit互換プロセッサーまたはSystem on a Chip（SoC）

・メモリー：4GB

・ストレージ：64GB以上の記憶装置

・グラフィックスカード：DirectX 12互換のグラフィックス/WDDM 2.x

・ディスプレイ：9型以上、HD解像度（720p）

・インターネット接続：「Windows 11 Home Edition」のセットアップにはMicrosoftのアカウントとインターネット接続が必要

このほか同社では、「Windows 11」に関するFAQも公開。注意事項や詳細などは、同社ホームページ上に記載されている。

■関連リンク

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マイクロソフト、「次世代のWindows」に関する情報を日本時間6月25日0時に公開へ

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