2011年07月21日　10:45

アップル、「Mac OS X Lion」のDL販売を開始

アップルは、8番目のメジャーリリースとなる「Mac OS X Lion（マックオーエステンライオン）」のダウンロード販売を「Mac App Store」で開始した。価格は、「Lion」が2,600円で、サーバー向けの「Mac OS X Lion Server」が4,300円となる。なお、8月後半には、、USBメモリーに入った「Lion」を「Apple Online Store」にて6,100円で販売する。

「Lion」には、新しいマルチタッチジェスチャー、フルスクリーンアプリケーションのシステムワイドでのサポート、Mac上で動いているすべてのアプリケーションとウィンドウを一度に表示する「Mission Control」などを搭載するほか、OSに組み込まれた、簡単にソフトを購入できる「Mac App Store」、すべてのアプリケーションの新しいホームである「Launchpad」や、新設計した「Mail」、ワイヤレスでファイル移動を行える「AirDrop」などの機能が含まれている。

アップグレード方法は、「Mac App Store」から約4GBのファイルをダウンロードする。「Lion」の動作環境には、CPUが「Core 2 Duo」「Core i3」「Core i5」「Core i7」または「Xeon」と2GBのメモリーを搭載したインテルベースのMacが必要となる。「Lion」のアップグレードは、正規に個人で使用しているすべてのMacにインストールすることが可能だ。

このほか、「Mac OS X Lion Up-To-Dateアップグレード」は、2011年6月6日以降に、アップルまたはアップル製品取扱販売店で、対象となる新しいMac購入者を対象に、「Mac App Store」を通じて無償で提供される。無償提供を受けるためには、Macを購入してから30日以内に、「Up-To-Dateアップグレード」を請求する必要があり、2011年6月6日から「Mac App Store」で「Lion」が提供されるまでの間に、対象となるMac購入者は、「Lion」の公式リリース日から30日間、請求をすることができる。

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