2012年12月05日　14:40

AMD、Piledriverコア採用のサーバー向けCPU「Opteron 4300/3300」

AMDは、サーバー向けCPUの新モデルとして、「Opteron 4300」と「Opteron 3300」の2シリーズを発表した。

「Opteron 4300」シリーズは、「4386」「4376 HE」「4340」「4334」「4332 HE」「4310 EE」の6モデルをラインアップ。エントリー向けの「Opteron 3300」シリーズは、「3380」「3350 HE」「3320 E」の3モデルをラインアップする。

いずれも、「Piledriver」コアアーキテクチャーを採用。「Opteron 4300」シリーズは、前世代と比べて、SPECintベンチマークの結果で最大15%の性能向上を実現。さらに、SPECpowerベンチマークでは最大24%のワット性能向上を達成している。また、x86プロセッサーで唯一となる1.25Vの超低電圧メモリーをサポートしている。

ソケットは、両シリーズとも前世代と互換性があり、「Opteron 4300」シリーズがSocket C32、「Opteron 3300」がSocket AM3+に対応する。

「4386」の主な仕様は、コア数が8、ベースクロックが3.1GHz（Max Turbo時3.8GHz）、TDPが95W、対応メモリーがDDR3-1866MHz、共有L3キャッシュが8MB。価格は348ドル。

「4376 HE」の主な仕様は、コア数が8、ベースクロックが2.6GHz（Max Turbo時3.6GHz）、TDPが65W、対応メモリーがDDR3-1866MHz、共有L3キャッシュが8MB。価格は501ドル。

「4340」の主な仕様は、コア数が6、ベースクロックが3.5GHz（Max Turbo時3.8GHz）、TDPが95W、対応メモリーがDDR3-1866MHz、共有L3キャッシュが8MB。価格は348ドル。

「4334」の主な仕様は、コア数が6、ベースクロックが3.1GHz（Max Turbo時3.5GHz）、TDPが95W、対応メモリーがDDR3-1866MHz、共有L3キャッシュが8MB。価格は191ドル。

「4332 HE」の主な仕様は、コア数が6、ベースクロックが3.0GHz（Max Turbo時3.7GHz）、TDPが65W、対応メモリーがDDR3-1866MHz、共有L3キャッシュが8MB。価格は415ドル。

「4310 EE」の主な仕様は、コア数が4、ベースクロックが2.2GHz（Max Turbo時3.0GHz）、TDPが35W、対応メモリーがDDR3-1866MHz、共有L3キャッシュが8MB。価格は415ドル。

「3380」の主な仕様は、コア数が8、ベースクロックが2.6GHz（Max Turbo時3.6GHz）、TDPが65W、対応メモリーがDDR3-1866MHz、共有L3キャッシュが8MB。価格は229ドル。

「3350 HE」の主な仕様は、コア数が4、ベースクロックが2.8GHz（Max Turbo時3.8GHz）、TDPが45W、対応メモリーがDDR3-1866MHz、共有L3キャッシュが8MB。価格は125ドル。

「3320 E」の主な仕様は、コア数が4、ベースクロックが1.9GHz（Max Turbo時2.5GHz）、TDPが25W、対応メモリーがDDR3-1866MHz、共有L3キャッシュが8MB。価格は174ドル。