2022年09月28日　06:22

マテル、日本車のみを集めた「マッチボックスジャパンシリーズアソート」

マテル・インターナショナルは、ダイキャストカー「マッチボックス」シリーズより、「マッチボックスジャパンシリーズアソート」を発表。6車種をラインアップし、10月上旬より発売する。

「マッチボックス」はマッチ箱を模したパッケージが特徴。今回の「マッチボックスジャパンシリーズアソート」は、1970年代に日本で発売されていたことを想起させる、レトロな箱のパッケージを採用している。対象年齢3歳以上。価格は各440円。

■「2004 ホンダ S2000」

ホンダ「S2000」は、創業半世紀を祝うべく1998年に発表し、1999年に発売された2人乗りのスポーツカー。車体は完全に専用設計で、車体上から見るとフレームが「X」形状になっている堅ろうなシャシー（車体の床部分）を採用。オープンカーながら、非常に頑丈な車体となっている。

今回は、同車が外観にマイナーチェンジを受けた2003年以降の北米仕様車を再現。エンジンフードが開閉し、S2000自慢の専用エンジンもしっかりと彩色された状態で楽しめる。

■「ダットサン 280 ZX」

日産の初代「フェアレディZ」（輸出仕様名はダットサン240Z）は、手ごろでスタイリッシュな高性能スポーツカーとして、特にアメリカ市場で大ヒットしたという。

今回は、1978年にフルモデルチェンジした2代目「フェアレディZ」（輸出仕様名はダットサン280ZX）を再現。当時人気のあった、マンハッタンカラーと呼ばれる、独特のラインで塗り分けられたツートンのボディ色となっている。

■「マツダ MX-30」

「マツダ MX-30」は、マツダ初の量産電気自動車として、イメージリーダーとしての役割を担ったクロスオーバーSUV。スポーティなデザインやリアドアがフロントドアと逆の後方基軸で開く、観音開き方式を採用するなど個性が際立っているという。

今回は、輸出仕様をモチーフとして再現。左ハンドルが特徴になっている。

■「1962 ホンダ T360」

「ホンダT360」は、ホンダ初の4輪自動車として1963年に発売された軽トラック。単なる軽トラックではなく、当時は一部の海外製高級スポーツカーにしか搭載例のなかった、DOHCエンジンを日本の量産車としては初めて採用。そのエンジンも車体中央にマウントされるなど、独創的なクルマとして有名になったという。

今回は、実車同様に、ヘッドライトを車体側に残したまま開閉するフロントフードのギミックを再現している。

■「2022 NISSAN GT-R NISMO」

日産の「NISSAN GT-R」は、2007年に“究極のドライビングプレジャーの追求”をコンセプトに発売されたスポーツカー。毎年のように改良を続けるイヤーモデル制を敷き、世界的に有名なプレミアム・スーパースポーツとしての地位を維持し続けているという。

今回は、最新型となる2022年の「NISSAN GT-R NISMO」をモチーフにしており、標準車とは異なる前後のバンパー形状や、大型のリヤウィング、GT3レーシングカーをほうふつとさせるフロントフェンダーのエアダクトもしっかりと再現している。

■「トヨタ FJクルーザー」

トヨタの「トヨタ FJクルーザー」は、「ランドクルーザー」のFJ40シリーズ（1960～1984年まで製造）をモチーフとしたレトロなデザインのボディを、ランドクルーザー・プラドのシャシーに架装したSUV。当初は日本では販売されない海外専用車であったが、並行輸入（逆輸入）してでも欲しいというユーザーが多かったことから、2010年から日本でも販売を行った。

今回は、FJ40シリーズ由来の白い屋根も再現している。

マテル