セイコー、リーガルシューズと腕時計のものづくりを融合させたクラシック風ウォッチ「SARX135」

セイコーウオッチは、「セイコー プレザージュ」クラシックシリーズから、「アップサイクル・レザーストラップ限定モデル SARX135」を発表。10月10日より発売し、全世界で3000本（うち国内500本）の限定販売とする。

「セイコー プレザージュ クラシックシリーズ アップサイクル・レザーストラップ限定モデル SARX135」

レザーシューズと腕時計のものづくりを融合させて生まれた独自のクラシックスタイルが特徴。1913年に国産初の腕時計「ローレル」を完成させた現在の「セイコーウオッチ」ブランドと、1961年にアメリカから日本に上陸して以来、日本のスタンダードシューズとして愛され続けてきた「REGAL（リーガル）」ブランド。この2つのブランドテイストを融合し、独自のクラシックスタイルを持つウォッチとして誕生した。

「セイコー プレザージュ クラシックシリーズ アップサイクル・レザーストラップ限定モデル SARX135」

ダイヤルには、江戸時代の文化・文政期に茶人や芸道を行う人々を中心に愛された、粋な染め色「白茶（しらちゃ）」のやわらかな色味を基調とする、緩やかなグラデーション仕上げを施している。また、上品なゴールドを用いたインデックスと時分針を採用し、視認性を確保するとともに、あたたかみのあるクラシックな印象を引き立てた。

「セイコー プレザージュ クラシックシリーズ アップサイクル・レザーストラップ限定モデル SARX135」

ケースは、やわらかな曲線で構成されており、金属でありながらもあたたかみのある、しなやかな造形に仕上げている。ベゼルには、さりげなくブラウンをまとわせ、立体感のある繊細な装飾を施すことで、控えめながらも精緻な装飾美を実現。クラシックなたたずまいに、ひときわ落ち着いた風格を添えている。

「セイコー プレザージュ クラシックシリーズ アップサイクル・レザーストラップ限定モデル SARX135」

リーガルの「ローファー」に着想を得たアップサイクル・レザーストラップは、靴の製造工程で使用されなかった革材やその端切れを厳選し、腕時計のストラップとして生まれ変わらせている。色調は、リーガル独自のレシピで仕上げた味わい深いブラウンレザーを採用。また、「ローファー」をデザインソースに、上質な革靴にみられる立体的なフォルムを感じさせる仕立てで、革の艶とクラシックな風合いを引き出した。さらに、グッドイヤーウエルト式製法の革靴のディテールから着想を得たベージュのかがりステッチを施し、機能と装飾的なアクセントを両立させている。

なお、日本国内で販売されるモデルには、購入者自身で付け替えが可能な、もうひとつのアップサイクル・レザーストラップが用意される。リーガルブランドの中でも長く愛されている「サドルシューズ」の製造工程で生まれた端材などを活用し、定番カラーの黒とソーテルの革色のコンビネーションで、愛らしく遊び心のある印象を表現。リーガルの靴づくりのノウハウを活かし、クラシックな穴飾りもあしらった。ストラップの裏材には、リーガルの革靴の内側に使われている肌あたりのよいやわらかな素材を採用することで、腕なじみのよさを高めている。

主な仕様として、駆動方式はメカニカル自動巻（手巻き付き）、最大巻上時は約72時間持続。精度は日差＋25秒〜−15秒。石数は24石。日常生活用強化防水（10気圧）に対応。ケースの材質はステンレス（ダイヤシールド、一部金色めっき）で、裏ぶたの材質はステンレスとサファイアガラス。ガラスコーティングは内面無反射コーティング。バンド材質は牛皮革。

ケース径は約40.2mm（りゅうず含まず）、厚さは約13.0mm。腕周りの長さ（最長）は約190.0mm。重量は約82.8g

価格は165,000円。